home  >  WEBインタビュー一覧  >  政岡泰志・森戸宏明・小林けんいち

PICKUP
政岡泰志・森戸宏明・小林けんいち

キメ画像1

動物電気が贈る昭和人情面白劇場が2年ぶりの新作!

平和な商店街を舞台に悪魔的美少女を巡る抗争勃発! 果たしてその正体は!?

再来年結成30周年を迎える動物電気が2年ぶりの新作舞台を上演する。主宰の政岡泰志が「頭に浮かんだ懐かしいタイトル」と語るように、舞台は商店街。不遇の人生を送る精肉店の主人と同じく独り者の花屋の主人の前に現れた謎の美少女。しかしその姿は町に古くから伝わる予言書の悪魔そっくりだった! そして美少女を巡り精肉店と花屋の抗争が始まる……。爆笑と共にどこか懐かしくホロリとさせる動物電気ならではの昭和人情面白劇場は、今回も強力な客演陣を加えて期待以上の作品となりそうだ。政岡と共に大学時代からの旗揚げメンバー、小林けんいち、森戸宏明と共に公演への意気込みを聞いた。

PROFILE

政岡泰志(まさおか・たいし)のプロフィール画像

● 政岡泰志(まさおか・たいし)
1971年6月13日生まれ、広島県出身。 1993年明治大学の演劇サークル「活劇工房」の小林けんいち、森戸宏明らと共に「動物電気」を旗揚げ。主宰として作・演出を務めるほか、俳優としても多くの作品に参加。天性の間合いと独特の存在感を持ち、人間の可笑しみと哀しさ、それぞれに行き来自在な心情の機微を絶妙なさじ加減で演じる。どんな人物も愛すべき魅力に満ち溢れさせる実力を持つ。近年の主な出演作に劇団た組カフェ公演『私は私の家を焼くだけ』(作・演出:加藤拓也/2020年)、ドラマ『まとわりつくオンナ〜5つの地獄編』(TBS/2020年)、映画『エキストロ』(脚本:後藤ひろひと、監督:村橋直樹/2020年)などがある。

小林けんいち(こばやし・けんいち)のプロフィール画像

● 小林けんいち(こばやし・けんいち)
1972年9月19日生まれ、長野県出身。 1993年の旗揚げより「動物電気」に参加。体を張って笑いに転化させる力技を持つ看板役者。不器用で純朴な青年からイヤミなエリートまで幅広い役柄を得意とする。数々のキックやパンチを受けても悲惨に見えず、笑いに転化させ、アウェイな空間でも力技でコバケンワールドに染め上げる強引さも持ち味である。近年の主な出演作に舞台ナイスコンプレックスプロデュース『12人の怒れる男』(演出:キムラ真/2020年)、映画『シン・ゴジラ』(総監督:庵野秀明、監督:樋口真嗣/2016年)などがある。

森戸宏明(もりと・ひろあき)のプロフィール画像

● 森戸宏明(もりと・ひろあき)
1973年2月8日生まれ、東京都出身。 1993年の旗揚げより「動物電気」に参加。白すぎる肌・濃すぎるヒゲ・怪しすぎる雰囲気で、なんともいえない胡散臭さを放つが、ハンサムな声を持つ演技派でもある。黙っているだけでも醸し出す面白さを持ち、多くのCMに出演している。飄々としながら一番おいしい場面をさらっていく。近年の主な出演作に舞台『プリラジ Prison Radio』(作:岡本貴也、演出:榊原仁/2019年)、ドラマ『花燃ゆ』(NHK/2015年)、CM『常盤薬品工業/眠眠打破・餃子みんみん編』(2016年)などがある。

インタビュー写真

あのトラックが前を通ったので……

―――これまで昭和人情を絡めた爆笑舞台を送り出してきましたが、今回はありそうでなかった商店街が舞台です。

政岡「信号待ちをしていたら、有名な“肉の〇〇〇〇”のトラックが目の前を通ったんですね。それで思いついたというか。最初はロボットが出てくる近未来の話や自粛警察をテーマにした作品も構想にあったのですが、すべてあのトラックに引っ張られました(笑)。
 僕達の舞台はまずタイトルから考えます。そこからストーリーを稽古をしながら創っていくのですが、動物電気はやはり懐かしい物を題材にせよというお告げがあったかなかったかは分かりませんが、商店街でいってみようと思った次第です。商店街は身近であって以外と知らないことが多いので、これから色んなストーリーが描けるのかなと。中心メンバーも50代を目前にして、もはや中年ど真ん中ですが、中年というほど重厚でもなく、“近所の面白いおじさん”ぐらいに熟成したのかなと思いますが、こんなご時世だからこそ、お客さんには笑顔になって欲しいので、いつも以上に全力で真剣にバカバカしさと人間臭さを追求できたらなと思っています」

小林「やはり生でお客さんの目の前に立って反応を頂けるというのは舞台の醍醐味ですね。配信もやりますが出来ることなら多くの方に観に来てもらいたいです。コロナ禍でソーシャルディスタンスが日常化している世の中を笑いのネタに出来るのも僕らならではだと思いますし、演じながらも楽しめたらいいなと思います。
 僕も田舎の出身で、身近には個人商店しかなかったのですが、イメージとしてはドリフの『8時だヨ!全員集合』で観ていた商店街のコントを思い浮かべますね。僕らも昭和のど真ん中世代なので、自然というそういう昭和の雰囲気は生み出せるのかなと思います」

森戸「客演の方も含めて前作『ブランデー!恋を語ろう』とほぼ同じメンバーで公演できるのがとても楽しみですね。動物電気の中でやっていそうでやっていなかった。でもいつかはやりそうだなと思っていたテーマがやっときた!という感覚です。僕は肉屋と美少女を巡って抗争を起こす花屋の主人を演じますが、まだ全体像が政岡の頭の中なので、楽しみなような怖いような……(笑)。

インタビュー写真

僕は埼玉県所沢市の生まれで、幼少期に絵に描いたような商店街があったので、イメージしやすかったですね。父親がよく肉屋で焼き鳥を買っていた記憶があります。

 動物電気の舞台は極端な表現と言いましょうか、一言でいうとオーバーなんですね。こんな表現する人は日常にはいないけども、観ているうちに自然と引き込まれていくというか、お客さんもしっかりついてきてくれるんですね。僕らも当然全力で演じ切りますが、その熱量を肌で感じてもらえたら嬉しいです」

お客さんと一緒に「笑っている」舞台を目指したい

―――再来年には旗揚げ30年を迎えます。

政岡「振り返ってみると、そんな時間が経っていたという印象です。笑って泣いての舞台で生きてきましたが、こういう時代になって演劇を観たり出演したりすることが難しくなった状況ですが、より一層お芝居がやりたい、人と会いたいという思いは強くなりました。
『笑わせている』でも『笑われている』のでもなく、お客さんと一緒に『笑っている』そんな理想を目指してこれからも頑張っていきたいです」

小林「大学で一緒に組んだこの3人が30年続くとは感慨深いですね。家族や親戚付き合いみたいな感じでやってこれたことが芝居にも出てると思います。コロナ禍になって芝居もこれまでとは違った取り組みが求められるので、得意の体を張るシーンもどこまで出来るのか模索していますが、これからも観に来て頂いたお客さんに思い切り楽しんでもらえるような舞台を創っていきたいです」

インタビュー写真

森戸「コロナ禍になって去年は何もできなかったです。舞台も観れずにオーディションもなく、バイトばかりの日々でしたね。でもその我慢の時間があったからこそ、今回への思いはひとしおです。
 お客さんもきっと同じ思いだと思うので、どういう形で本番を迎えるか分かりませんが、思いつく限りの対策をして頑張りたいなと思います」

これからも安心感のある劇団でいたい

―――最後に読者にメッセージをお願いします。

政岡「初めて観に来て下さるお客さんはもちろんのこと、毎回観に来て下さる方、久しぶりに来て下さる方にも『そうそう! これが動物電気だよね』と楽しんで頂けるような、そんな安心感のある劇団であり続けたいなと思います。その為に今回も全力で頭をひねって体を張って頑張ります! ひょっとしたら相撲もして、水もかけちゃうかもしれませんが、怒られたら止めるので、とりあえず僕らがやれることを出来たらいいなと。お客さんには迷惑かけないように感染対策も徹底して安心安全に感激して頂けますので、是非笑いに来てください」

小林「このご時世、なかなか生で観る事も憚れる時代ですが、お客さんは必ず安全に楽しんで頂けますので、最新の動物電気を観に来てくれたら嬉しいです。劇場でお待ちしています」

森戸「このおじさんたちがこのコロナ禍をどう乗り切るのかを笑いながら観て欲しいですね。色々制約はありますが、小さくまとまりたくはないので、乞うご期待ください!」


(取材・文&撮影:小笠原大介)

キメ画像2

公演情報

「肉のマサオカ 〜商売繁盛記!〜」のチラシ画像
動物電気 2021 初夏公演
肉のマサオカ 〜商売繁盛記!〜


2021年6月5日 (土) 〜2021年6月13日 (日)
下北沢 駅前劇場
HP:公演ホームページ

28名限定!4,000円(全席指定・税込) → 【指定席引換券】3,100円さらに100Pゲット!

こちらのチケットは、[電話予約]もご利用いただけます。
カンフェティチケットセンター
0120-240-540
(平日 10:00〜18:00)

詳細はこちら