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銀岩塩『ABSO-METAL2』

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映像と舞台を融合させた新境地の完全オリジナル作品が堂々のシリーズ化!

特殊な学園を舞台に、"アブソメタル"を巡る激闘第二幕は予想外の展開へ!

壮大なファンタジーと緻密な心理描写を融合し新しいエンターテインメントを生み出す舞台プロデュースユニット「銀岩塩」が、2019年9月に完全オリジナル作品として上演した『ABSO-METAL』の待望の続編が登場。特別な能力を持つ生徒だけが入学を許された特殊教育機関「セント・アモーディ学園」を舞台に、人間の全ての要素・才能が数値化、換算されるメダル“アブソメタル”を巡って学園を支配する生徒会と転入生との闘いを描く。前作に続き主人公の転入生ルカを演じる正木郁と、ヒロインのヴィヴィアン役の伊藤萌々香。銀岩塩からは生徒会長ナイゼル役に加えて演出を担う井上正大と、ナイゼルの片腕、ローク役で代表の岩田有弘に本作への意気込みを語ってもらった。

PROFILE

正木 郁(まさき・かおる)のプロフィール画像

● 正木 郁(まさき・かおる)
1995年7月9日生まれ、埼玉県出身。 2015年、ゲーム&アニメ連動プロジェクト「青春!!!!!ユニットオーディション」に合格しデビュー。2018年、舞台『男子はつらくないよ?』で初主演。アニメ『ドリフェス!』沢村千弦役で声優として活動するほか、銀岩塩の作品にはVol.3『神ノ牙-JINGA-転生』ルカ役で登場、Vol.4『ABSO-METAL〜価値×時間=幸せのメダル〜』では主演を務めた。

伊藤萌々香(いとう・ももか)のプロフィール画像

● 伊藤萌々香(いとう・ももか)
1997年12月15日生まれ、埼玉県出身。 2011年、フェアリーズのメンバーとしてメジャーデビュー。女優としても活動の場を広げ、 主な出演舞台に『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 〜さよなら絶望学園〜2017』七海千秋役、『雲のむこう、約束の場所』沢渡佐由理役、銀岩塩vol.4『ABSO-METAL〜価値×時間=幸せのメダル〜』ヴィヴィアン役などがある。

井上正大(いのうえ・まさひろ)のプロフィール画像

● 井上正大(いのうえ・まさひろ)
1989年3月20日生まれ、神奈川県出身。 2008年、ミュージカル『テニスの王子様』で俳優デビュー。2009年『仮面ライダーディケイド』で連続テレビドラマ初出演にして初主演を飾る。以降、映像・舞台の枠を超えて幅広く活動。近年は『牙狼<GARO>-GOLDSTORM-翔』(テレビ東京系)のジンガ役が当たり役に。主な出演舞台に『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE〜さよなら絶望学園〜2017』、斬劇『戦国BASARA 小田原征伐』、『警視庁抜刀課』、銀岩塩vol.2『牙狼<GARO>-神ノ牙 覚醒-』などがある。銀岩塩Vol.4『ABSO-METAL〜価値×時間=幸せのメダル〜』ではナイゼル役に加え演出も手掛けた。

岩田有弘(いわた・ありひろ)のプロフィール画像

● 岩田有弘(いわた・ありひろ)
1979年10月30日生まれ、東京都出身。 2002年、エンターテインメント風集団 秘密兵器を結成、下北沢を中心に10年以上定期公演を続けており、“下北沢小劇場の申し子”と称される。出演、演出、プロデュースも手掛けるなどマルチな才能を開花。2013年には劇団 大人の麦茶に入団。2015年には舞台プロデュースユニット「銀岩塩」を結成、代表となる。近年は、大森カンパニープロデュース『いつかの宴』、大人の麦茶『やっと味がする。』、秘密兵器『異風堂々巡』、銀岩塩vol.2『牙狼<GARO>-神ノ牙 覚醒-』などがある。

インタビュー写真

―――初の完全オリジナル作品の待望の続編が登場です。

岩田「『ABSO-METAL』は壮大な世界観の中に僕たちがやりたい事を詰め込むだけ詰め込み、アクションや歌、ダンスに最新技術を駆使した映像と骨太のお芝居という、まさに良いところ取りの作品です。それが造語ではありますが、“FUSIONICAL STAGE”というサブタイトルにも表れています。前作のハードルは超えないとお客様も納得してくれないはずなので、演出を手掛ける井上くんを中心に主演のお二人にもかなり頑張ってもらおうと思っています」

色んな魅力が詰まった作品

―――この壮大な世界観を学園モノにしようと思われたのはなぜでしょう?

岩田「登場人物の成長過程や恋愛を大人で描くのも何か違うじゃないですか。だから学園を舞台にドキドキワクワクを入れて、また大人社会ともぶつかりながら、若い子達が成長していく姿を、皆が共感する場所から始めたいと思いました。それにできるだけエリアを狭くして、物語を深く掘り下げた所から始めたいという思いで学園を舞台に設定しました。
 人間の全ての価値を“アブソメタル”というメダルに変換することは恐ろしいことですが、そこに人間の在り方なども絡めて語ることができる作品でもありますし、観てもらえれば色んな魅力が詰まっている事がお分かりいただけると思います。
 本来であれば、『ABSO-METAL』の前日譚となるVol.4.5『ABSO-METAL〜黎明〜』が2020年5月に上演予定でしたが、コロナ禍で2021年10月に延期となりました。『〜黎明〜』をご覧になっていただいて、より『2』が楽しめる構成にはなっていましたが、脚本の塩田泰造さんと演出の井上くんが奮闘して、『1』から『2』でも綺麗に観られるような作品になっているはずなので、期待していただければと思います」

―――演出を手掛ける井上さんにとっても前作以上に力の入った作品となりそうですね。

井上「様々なキャラクターにスポットを当てる舞台は多いと思いますが、僕は主人公とヒロインにしっかり焦点を絞った方が好きで、脚本の塩田さんともそういう話をしてきました。真ん中の二人がしっかりストーリーを牽引しながら、周りがどうそれを彩っていくかを考えていますね。特に主演の正木くんは『JINGA』での稽古場の姿勢を見て、役者として非常に熱いものを持っていると感じました。
 次作の主演候補を決める上でも真っ先に名前が挙がりましたし、銀岩塩としても新しいシリーズを生み出したいと思っている中で、彼が応えてくれるのは非常に嬉しい事でした。
更に正木くんと伊藤さんにはアンサンブルだけで2週間おこなう「プレ稽古」にも参加してもらって、そんな作品に熱い思いを持つお二人がいるからこそ、全体の空気も引き締まっています。
 今回も生徒会長のナイゼル役として僕は舞台に立ちますが、正直言うと僕が出なくても良いと思っています。自分が出るという事を少しでも考えると何かが壊れるような気がして。周りの皆には迷惑かけてしまうかもしれませんが、稽古場では代役の人に立ってもらい、なるべく自分は客観的に見られるようにしたいですね」

インタビュー写真

岩田「銀岩塩からしてみると、旗揚げから井上くんを中心に作品創りをしてきました。彼には役者として舞台に立って欲しいというものがあります。ただ皆さんが思う以上にクリエイティブな人で、作品を創り上げる過程も魅力的なので『ABSO-METAL』では彼の新境地を開く場所になっているのかなと。だから芝居だけでなく演出面にも皆さんには注目してもらいたいですね」

舞台のあり方を根底から覆された

―――主演のお二人は銀岩塩の印象をどの様にお持ちですか?

正木「Vol.2『牙狼-神ノ牙 覚醒-』を観させていただき、Vol.3『神ノ牙-JINGA-転生』で初めて出させていただいたのですが、舞台の在り方みたいなものを根底から覆されたような気がしました。こんなにエンターテインメント性が強くて、舞台なのにひとつの映画を観ているような作品を創っている製作チームがあるんだと衝撃的でした。『Vol.3』の舞台が終わってひとりの観客として観させてもらった時に「今までにない作品を創れたな」という思いがあって、そこに『Vol.4』のお話をいただき、真ん中に立たせていただく事になったのは、これ以上ない光栄な事でした。当然責任感はありましたが、それ以上に楽しみが大きかったので、役者として関わるという感覚よりも製作チームのひとりとして関われたらという思いですね。『ABSO-METAL』はあらゆるジャンルの方が集まって、色々な見せ方があるという印象で、エアリアルやダンス、殺陣など色んな方の意見や視点があって、その分野のプロ一人ひとりの方がこの作品の事を考えてプロ意識をしっかりと出し合って凝縮した作品だと思います」

伊藤「私は前作の『Vol.4』が初めてでした。人見知りの性格もあって、皆さんの仲が深まったところに入っていくのに最初は少しドキドキしていましたが、それを温かく迎え入れてくださって緊張も解けたので、最終的には自分はこうしたいという意見まで出せるようになっていました。ヒロインのヴィヴィアンは明るくて皆の中心にいるような存在だったので、この中で私も同じように輝けたらいいなと思って思い切り演じさせてもらうことができました。また制服も独特のカッコよさがあってビジュアル撮影の時からテンションが上がりっぱなしでした」

インタビュー写真

ヴィヴィアンが闘う!

―――本作でヴィヴィアンは前作ではなかった殺陣のシーンがあるようですね。

伊藤「そうなんです! 前作ではルカとアイコが闘っているシーンをずっと見守る側でした。映像と組み合わさった殺陣が凄まじくカッコ良くて。本番中もずっと裏のモニターで観ていて、稽古中もふざけて殺陣をつけてもらって、いつかヴィヴィアンを闘わせてくださいとお願いしたらまさか『2』で実現するとは!」

岩田「台本読んで想像以上だったでしょ!?」

伊藤「本当に想像以上でした。私、出るたびに闘っていない?っていうぐらいに(笑)
びっくりはしましたが、楽しみが倍増しました。今から気合が入っています!」

誰もが予想しない展開に

―――今回、ルカが誰と闘うのかというところも気になります。

正木「そうですよね。おそらく9割ぐらいの方にとって予想外の展開になると思います。
ルカは前作でのライバル、アイコとの壮絶な死闘のあとに力を使い果たして7日間眠り続けたのですが、その間にも様々な事が巻き起こっていました。ルカが目覚めた時に果たしてどの様に学園が変わっていくのかにも是非注目してもらいたいですね。
 また殺陣も前回よりも一味も二味も違う、まったく角度を変えたアクションになっているのでそこにも注目してもらいたいです。『2』が上演できるのも、前作を沢山の方にご覧になっていただいた事で実現しました。まずはそこに感謝の気持ちを持ちながら、前作では描ききれなかった深い部分までを掘り下げているので、全力で演じ切りたいと思います」

岩田「ルカは間違いなく前作以上に心も身体も疲弊すると思います(笑)」

インタビュー写真

正木「僕、公演が終わったあとに一人旅をするかもしれません(一同笑)」

Vol.4.5に繋げる作品に

―――本来であれば、Vol.4.5「ABSO-METAL〜黎明〜」が先に上演される予定でした。

井上「元の構成案が『黎明』があってからの本作だったので、僕らとしても思うところはありました。
 でも塩田さんとも話し合って、逆に『黎明』を観たくなるような作品にしようと。なので『2』はその『黎明』への伏線が張り巡らされているのでファンの方は勿論ですが、初めて観る方にも楽しめるような作品にしていくので、そこは楽しみにしていただければと思います。
 コロナの影響もあって家でも楽しみたいという声が出る中で、生の舞台でしか楽しめないというのはどこか引っかかっていて、映像に特化したのが映画やドラマだとしたら、『ABSO-METAL』は映像でも舞台でも楽しめるところを追求していきたいですね。『2』では前回以上に役者の芝居を観せる事を意識していて、その役者の芝居をより引き立たせる迫力ある映像になるはずです。
 普通の舞台ではタブーとされているというか、これが当たり前だよねという既成概念を覆えしていこうと思っています。役者やスタッフの皆は苦労するかもしれませんが、お客様が観て最高に楽しかったというものを提供したいですし、例え無茶ぶりでも瞬発的に応えてくださる方々ばかりなので、そこに甘えさせてもらっています」

岩田「もう皆さん、ドMの方々ばかりですから(一同笑)」

―――期待以上の作品になりそうですね! 最後に読者の方々にメッセージをお願いします。

岩田「『ABSO-METAL』の核心を『2』では突いてくるので、ストーリーのスピード感は半端ないと思います。今後どうなる!?というドキドキワクワクが詰まっていて、細かく説明するよりも、一度観れば一気に引き込む力を持っている作品なので、何も考えずに観に来てください」

伊藤「本当は言いたい事が沢山ありますが、それは会場に来てくださった方や画面越しに観てくださった方にプレゼントしたいと思っています。前回に引き続き、皆で素敵な作品にしていきますので是非観に来て欲しいです!」

正木「この『2』から入っていただいても間違いなく楽しめる作品になっています。でも出来るならば、『1』がブルーレイ・DVDで販売されていますので、観ていただいた方がより楽しめると思いますので、『1』『2』と続く『黎明』につなげていただければと思います。沢山の方に観ていただけることによってさらに“その先”へと期待ができますので、是非会場で皆様にお会いできる事を楽しみにしています!」

井上「今回は主演のお二人だけでなく、新キャストも魅力的な方々に出ていただいております。『ABSO-METAL』がより魅力のある作品とするべく、本番の日まで皆で悩みながら準備を進めていきますので、その結果を舞台上で皆様と共有できたらと思います」

(取材・文&撮影:小笠原大介)


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公演情報

「「ABSO-METAL2 〜群盲の逆襲〜」」のチラシ画像
銀岩塩 vol.5 FUSIONICAL STAGE
「ABSO-METAL2 〜群盲の逆襲〜」


2021年2月10日 (水) 〜2021年2月14日 (日)
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
HP:公演ホームページ

通常前方サイド席:9,500円
後方中央席:9,500円
後方サイド席:7,500円
(全席指定・税込)

※プレイガイド先行(抽選先行)・一般販売では、前方中央席(プレミアムシート)の受付はございません。
詳細はこちら
「「ABSO-METAL2 〜群盲の逆襲〜」」のチラシ画像
銀岩塩 vol.5 FUSIONICAL STAGE
「ABSO-METAL2 〜群盲の逆襲〜」


2021年2月10日 (水) 〜2021年2月14日 (日)
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
HP:公演ホームページ

18名限定!後方サイド席7,500円(全席指定・税込) → 6,400円さらに300Pゲット!

詳細はこちら