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宇田川美樹・石井陽菜・松本陽一

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キャッツアイ×時代劇×グズグズコメディー。超人気シリーズ最新作!

今度の舞台は小笠原諸島!? 謎の洋館での連続殺人事件に三姉妹が挑む

劇団6番シードの看板女優、宇田川美樹がプロデュースするガールズユニット「UDA☆MAP」が10周年を迎えた。節目を飾るのは2014年初演の超人気シリーズ『新宿☆アタッカーズ』の第3弾となる書き下ろし最新作だ。 江戸の宿場町「新宿」で珈琲茶屋を営む三姉妹は夜は華麗にお宝を盗み出す盗賊団「新宿☆アタッカーズ」という裏の顔を持つ。珈琲豆を求めて江戸から遥か南の島、小笠原諸島にやってきた三姉妹は謎の洋館で連続殺人事件に遭遇する。洋館に集った7人の怪しい客とは? そして三姉妹の出生に隠された秘密とは!?  今回は24人の豪華女優陣が参戦。伝家の宝刀“爆笑グズグズコメディー”に謎解きミステリーが加わり、まさに10周年を飾るにふさわしい内容となりそうだ。三姉妹の長女役の宇田川美樹、前作に続き次女を演じる石井陽菜、そして脚本・演出の松本陽一に公演にかける思いを聞いた。

PROFILE

宇田川美樹(うだがわ・みき)のプロフィール画像

● 宇田川美樹(うだがわ・みき)
1975年生まれ。東京都出身。 97年、劇団6番シードに入団。同年、『MUKAIYAMAザ・トラブル増すターズ』でデビュー。年齢性別関係なく圧倒的存在感で演じる看板女優。舞台出演作品は50作品を超え、自身が主催する演劇ユニット「UDA☆MAP」ではプロデューサーとしても活躍。

石井陽菜(いしい・はるな)のプロフィール画像

● 石井陽菜(いしい・はるな)
1994年生まれ。東京都出身。 『こっくりさん 劇場版 新都市伝説』にて映画デビュー(2014年)。アリスインプロジェクト『RIN-RIN-RIN』にて初舞台(2014年2月)。カラスカ『ゴーストシスターズ!』にて初主演(2015年7月)。 以降、舞台を中心に活動し、UDA☆MAP作品は『ヅカヅカ☆ルネッサンス』(2016年7月)、『新宿☆アタッカーズ season2-熱海殺人事件-』(2017年8月)、『沼田☆フォーエバー』(2018年7月)、『紙風☆スクレイパー』(2019年8月)など多数出演。

松本陽一(まつもと・よういち)のプロフィール画像

● 松本陽一(まつもと・よういち)
1974年生まれ。広島県出身。 1997年に劇団6番シードに入団。2001年『ホテルニューバンプシャー206』で脚本・演出デビュー。2007年より代表。スピード感溢れるノンストップコメディーを身上とし、他団体への作品提供や演出も手がけるほか、映像作品の脚本や演劇ワークショップ、セミナーなどその活躍は多岐に渡る。

インタビュー写真

3年ぶりに戻ってきたぞという感覚

――― 10周年の節目にこの演目を選んだ理由を教えてください。

宇田川「やはり記念すべき10周年ということなので、UDA☆MAPの中で最も人気がある演目を持ってきました。2014年の初演の時は、連ドラみたいにシリーズ化出来たらと始めたので、10周年で第3弾の新作をやろうと話し合って決めました。
 今回舞台を小笠原諸島に決めたのは、新宿で珈琲茶屋を営む主人公がコーヒーを飲むと覚醒して事件の謎を解いていくという設定があって、色々調べたら日本でコーヒー豆を栽培しているのは沖縄と小笠原諸島だけという事が分かり、これは面白いなと。
 コーヒー豆の品評会の為に小笠原に渡り、そこでまた事件に巻き込まれるという簡単な設定を松本に伝えたら、島の歴史を調べてくれてそこから色んな展開を盛り込んでくれました」

松本「最初聞いた時は、小笠原諸島!?と驚きましたよ。でも調べているうちに、小笠原諸島は信州の武将によって発見されたことや、江戸時代に欧米人と太平洋諸島民が中心となって定住していったことなど色んな史実が出てくるんですね。そこからまた着想を得て、舞台を怪しい洋館にすることや、当時八丈島や三宅島が流刑地であったことから、小笠原にもその要素も入れてみたりと、江戸と小笠原諸島の位置関係が面白くてどんどんアイデアが広がっていった感じです。
 このシリーズには普段はグズグズの長女がコーヒーを飲むと覚醒して難事件をスパッと解決するというお決まりがありますが、そういった分かりやすさが多くのファンに支持されているのかなと。その物語の鍵となるコーヒー豆が今回はメインとなっているので、より面白さは増していると思います。今、オープニングを書いていても、すごく楽しくて自分でも3年ぶりに戻ってきたという感覚はありますね」

普通の舞台ではあり得ない要求が……

――― 石井陽菜さんは前作の『新宿☆アタッカーズ Season2〜熱海殺人事件!?〜』(2017年)に出演されて以降、ほとんどのUDA☆MAP公演に出演されていますね。

石井「私の中では普通のコメディーとも6番シードさんの公演とも違う、“UDA☆MAP”という演目があると思っています。『これを楽しみに1年間頑張ります!』と言って下さるお客さんが沢山いらっしゃって、私もオファーを頂けるのを楽しみにしていました。まぁ、虫を食べさせられたり、鼻をほじらせられたりと普通の舞台ではありえない要求をこなしてきましたからね(笑)。それでも下品で終わらないところが松本さんの脚本の良さだと思います。端役という概念がない、ある意味全員が主役という感覚の舞台なのもまた魅力なのかなと思います」

松本「今回は総勢24人のキャストが出演するのですが、いかに全員を輝かせられるかというミッションに今、頭を悩ませているところです。でも折角の10周年なので豪華盛りだくさんの内容にしたい。上演時間を長くしてでも盛り込もうと思っています」

石井「本当にUDA☆MAPに出演される女優さんの熱量がとんでもないので、稽古の段階からキャラの取り合いになります! 私も絶対に埋もれないように色々考えて、敢えて濃いキャラを全面に押し出すよりも逆にナチュラルな芝居をした方がいいのかなと思ったり(笑)。でもそれぐらい皆が面白い作品にしようという思いが強いので刺激になっています。Season2に続いて三姉妹の次女を演じますが、次女と三女でパスをつなぎながら、最後は長女役の美樹さんにうまくシュートを決めてもらえたらなと思っています。最近のUDA☆MAPでは、美樹さんが控えめなことが多かったので、私としてはアタッカーズの中で美樹さんに真ん中に立ってもらえるのがとにかく嬉しいです!」

インタビュー写真

宇田川「Vol.7の『沼田☆フォーエバー』の時に『あれ? これ私真ん中じゃないぞ』と思って、石井陽菜さんや栞菜さんらにオタク女子をやらせたらすごく面白かったんです。そこから若い子にしんどい事をやらせたいという作り手側志向になっていき、気が付けば最後にちょっと出て終わる役が続いていたのですが、10周年でアタッカーズやるならば真ん中に立たないといけないなと。皆さんに支えてもらいつつ、盛り上げられたらなと思っています」

本格ミステリーとグズグズコメディーの両輪で走らせる!

――― 10周年という節目の公演なので自然と期待度も高くなりますね。

松本「ミステリーが絡むのでトリックなどの伏線を張るのが難しいのですが、劇場も大きくなるのでスケール感は大きくしたいですよね。新型コロナもあって久しぶりの新作書き下ろしになりますが、今書いていてもワクワクして楽しんでいるので、この気持ちが伝わるようにしたいです。
 勿論大変な時期ですし、何かあれば中止となるリスクも背負いながらですが、出来る感染対策は徹底的にやっていますし、こんなに豪華な女優さんが揃う機会はなかなかないので、絶対にお届けしたいという気持ちは強いです」

石井「セットもすごい工夫されていますよね。今回は洋館なのでさらに大変そう。動かすのも、スタッフキャスト総出でやるので、たまに見切れたりしていますが(笑)。そういうのも含めてUDA☆MAPなのでそこも楽しんでもらいたいです」

松本「設定では怪しい洋館での連続殺人事件というおどろおどろしい設定ですが、そこはアタッカーズなので随所に笑いを期待してもらっていいです。本格ミステリーとグズグズコメディーの両輪で走らせる感覚ですね」

宇田川「電気がない時代なので、洋館に灯る明かりは基本ロウソクということになります。特に夜のシーンの照明はどうなるのか是非期待してもらいたいですね。舞台ならではの工夫を色々凝らしたいと思っています。また衣装も和洋折衷というか、ポップなオリジナル和装でアニメっぽい要素も入れていきたいですね」

インタビュー写真

今、出来る事を全てやった上で全力で走り切る

――― 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、エンターテインメントが危機に瀕する中、公演を打つ意義は大きいと思います。

宇田川「タイミングが悪いと言う方もいるかもしれませんが、私はそのタイミングが合ったと思っています。可能な限りの感染対策をおこなった上でも、リスクは決してゼロとは言い切れないですが、それだけを考えて中止や延期をするという選択肢は私の中ではありませんでした。今、出来る事をやった上で千秋楽まで全力走り切れたら私達もお客さんもハッピーになるはずだと。もしそうならなければ全ての責任を背負う覚悟はできているので、どちらに転んでも大丈夫という覚悟がどこかで決まったのでしょうね。おそらくは緊急事態宣言が解除されたときだと思います。明けたら絶対に走るぞと決めていたので。
 最初は自劇団の6番シードの公演も反対意見もありましたが、何度もミーティングを重ねてこれならできるというところまで持ってくることができました。UDA☆MAPは何せ10周年ですからね。やってやるぞという思いが一番強かったです」

石井「自粛期間で思うような活動ができない中、ちょっとした情報発信や物販などを通じて『元気もらったよ』と言って下さるお客さんがいらして、私達の大きな原動力になっていました。3か月舞台に立てないという経験は初めてだったので、緊急事態宣言が明けて最初の舞台のカーテンコールでは涙しているお客さんを見た時は改めてエンターテインメントの存在の大きさを実感しました。
 今回UDA☆MAPさんの感染対策を見ても何としても届けたいという強い意志が伝わってきます。私達は舞台を作ってくださるスタッフの方々とお客様がいないと板の上には立てないので、美樹さん始め今回の舞台製作に関わる方々の覚悟に、そしてお客さんの期待に全力で応えたいと思っています」

――― 最後に読者にメッセージをお願いします。

宇田川「3年ぶりのセンターを張らせて頂きます。若い子達に助けられながらも自分らしさを出して10年間のUDA☆MAPの濃縮した面白さをお届けできたらなと思っていますので是非、ご来場ください」

石井「記念すべき10周年公演にキャスティングして頂いて感謝しています。舞台上で精一杯演じることが恩返しだと思っていますので、全力で活力と笑顔をお届けできるように頑張ります!」

松本「お客さんの期待値も高いと思いますが、24人のキャストと人気演目が合わさってその期待値を軽々と超えてくると思います。僕自身が楽しみにしていますし、これまでの2倍、3倍と面白さになって舞台に帰ってくるのでシンプルに楽しみにしていてください!」


(取材・文&撮影:小笠原大介)

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公演情報

「新宿☆アタッカーズseason3 〜孤島の洋館連続殺人事件〜」のチラシ画像
UDA☆MAP
新宿☆アタッカーズseason3 〜孤島の洋館連続殺人事件〜


2020年9月30日 (水) 〜2020年10月4日 (日)
シアターグリーン BIG TREE THEATER
HP:公演ホームページ

前売: 8,500円(税込)

詳細はこちら
「新宿☆アタッカーズseason3 〜孤島の洋館連続殺人事件〜」のチラシ画像
UDA☆MAP
新宿☆アタッカーズseason3 〜孤島の洋館連続殺人事件〜


2020年9月30日 (水) 〜2020年10月4日 (日)
シアターグリーン BIG TREE THEATER
HP:公演ホームページ

14名限定!8,500円( 全席指定・税込)→ 【指定席引換券】7,100円さらに300Pゲット!
詳細はこちら