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舞台『その錆びた冷たい鉄』

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ぱすてるからっとのリスタートは3年前に上演した作品の再演で!

法廷を舞台にした、異能者たちの闘いがはじまる

劇団主宰であり、作・演出を手がける佐藤颯と、女優であり振付も手がける岡ちひろを中心に、作品毎に才能溢れる若手俳優たちを集めて創作を続けているぱすてるからっと。今春は4月に公演を予定していたものの、全国的な活動自粛の波を受けて延期に。しかしそんな逆風にめげずに8月に3年前に初演した「その錆びた冷たい鉄」で再スタートを切る。今回はキャストを2チームに分けて、看板女優の岡とぱすてるからっと初参加となる柴田茉莉のダブル主演となった。

PROFILE

佐藤颯(さとう・そう)のプロフィール画像

● 佐藤颯(さとう・そう)
演出・脚本家として劇団ぱすてるからっとを旗揚げ。 以降現在までに、舞台公演・朗読劇の脚本・演出、ダンスイベントの企画・演出を多数手がける。演出家として活動する傍ら、自身も俳優としてテレビドラマ・映画・舞台への出演もしている。主な出演作にNHK「八重の桜」、テレビ朝日「お天気お姉さん」、舞台『LIFE』他、テレビドラマ・映画・舞台・CM・声優で出演中。

岡ちひろ(おか・ちひろ)のプロフィール画像

● 岡ちひろ(おか・ちひろ)
劇団ぱすてるからっとの中心メンバーとして旗揚げから参加。 今作の初演では主演を務めたほか、内外数多くの公演に出演している。またダンス指導や振付も手がけている。その一方でソロアイドルとしての活動も展開。2017年には自身初のワンマンライブを開催するなど、ライブ活動にも励んでいる。

柴田茉莉(しばた・まり)のプロフィール画像

● 柴田茉莉(しばた・まり)
小学校1年生から高校3年生までNHK東京児童劇団に所属し、その後フリーとして舞台を中心に活躍。進戯団夢命クラシックス、アサルトリリィなどの作品にも参加し、年間5本以上のペースで出演している。19歳までモダンバレエを習い、現在では殺陣やアクションにも幅を広げている。ギターと歌も得意。

熊谷美里(くまがい・みさと)のプロフィール画像

● 熊谷美里(くまがい・みさと)
舞台女優としていくつもの作品に関わるほか、子どもの頃からのモダンバレエ経験者で、ぱすてるからっとでは振付も担当する。さらにライブ活動も展開中。小柄で華奢な見た目のイメージとはうらはらに筋トレが趣味で、自粛期間にはひたすらトレーニングに励んでいたという。

インタビュー写真

佐藤「初演は3年前ですね。だから台本そのものはほぼ同じですが、役の設定やビジュアルに変化はあります。さらに新キャラクターもありますから、結果としてだいぶ変えていますね」

―――今回は劇場が池袋シアターグリーンのBIG TREE THEATERですね。宣伝のコピーには「シアターグリーン劇場最大劇場……」とありますが

佐藤「あそこは劇場が3つあるので、まあちょっと派手に書いてみたわけで(笑)。初演の時は真ん中の大きさになるBOX in BOXでした。BIG TREEは「イモーラル・ディテクティブ」に続いて2回目になりますね。でも有り難いと思うのは、劇団を作った当初は正直ここまでできるとは思っていなかったのに、色々なキャスト、そしてお客様に参加頂いたおかげで大きくなれました。ここまで来ちゃったかあ(笑)という感覚ですね」

―――岡さんも最初期から参加していますから、同じような感慨があるんじゃないですか?

岡「初めての公演から出ていますが、最初はライブ会場のイベントみたいな形で始まって、それがだんだんと大きくなりました。こうなるとどこまでも行けるんじゃないかと思って(笑)」

佐藤「勝手なこと言うなー(笑)」

岡「おっきなとこ連れてってー、って(笑)そう思ってついてきています」

―――今作は法廷で活躍する「ちょっとだけ“異能力”を使える新人弁護士」が主人公で、それを岡さんと柴田さんがダブル主演になるんですね。

岡「実は3年前の初演でもこの役でした。だから今回は成長を見せつけないといけないなと思ってます」

柴田「私は春に予定されていた公演に出るはずだったのですが、延期になってしまって。結果的に今回がぱすてるからっと初参加になります」

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―――そして熊谷さんは出演だけでなく振付も担当されるとか」

熊谷「私もぱすてるからっとの舞台には沢山参加していますが、振付もここから始めたんです」

―――ではそれぞれの役柄や担当への思い入れをうかがいましょう。

岡「ぱすてるからっとの作品に出てくる主人公像は、がむしゃらな女の子というタイプなのですが、この作品の主人公である七味は才能のかけらもないと自分で思い込んでいるコンプレックスの塊のような娘で、努力だけでここまでやってきたというタイプなんです。そういったキャラクターが今までの主人公像の中で1番自分に近い気がしていて非常に愛おしいですね」

柴田「役作りはこれからになりますが、私自身も今までは妹キャラとか護られる側のポジションが多かったんです。だから七味のように自ら走り出すキャラクターは初めてですね。だから私にとっては新境地で、一廻り成長出来るんじゃないかと期待しています」

熊谷「振付でいつも意識するのは、相手がダンサーではなく役者さんであって、あくまでも作品の中にあるワンシーンだという事なんですね。特に今回は選抜メンバーによる劇中ダンスもあるし、まず劇場が大きいですからそれだけ気合いが入ってます」

―――熊谷さんも柴田さんもモダンバレエの経験者で、岡さんも振付やダンス指導をされますから、3人ともダンスには造詣が深いんですね。

熊谷「子どもの頃からモダンバレエをしていました。振付をするようになってからは2年くらいですね。でも自分がつける振りのベースは凄く好きだったアイドルの振りでしょうね。ある意味ノンジャンル。それが強みだと思ってます」

岡「私も振付を手がけますが、youtubeの「踊ってみた」から学んだことは大きいですね。ジャズともポップスとも、アイドルダンスとも違いますし」

柴田「私も街の小さなお教室でモダンバレエを3歳くらいからずっとやってました。身体を動かすのは好きなので、そこから殺陣とかも舞台で使えるので練習してきました」

熊谷「でも毎回振りを付ける度に思うことがあって。ほぼ相手が年上なんですよ(笑)。だからいつも緊張しますね。皆さん親しみを込めて「先生」って呼んでくださるんですが、その度に心臓がキュッと縮まる思いがして(笑)」

佐藤「彼女たちはもうyoutube等でダンスを学ぶ世代になってきていますね。ジャンルで言うとなんと言うべきか、結論は出てないんです」

インタビュー写真

―――さて今作には“異能力”を持った登場人物が出てきて、それが物語の鍵かと思いますが、それは主要人物だけですか?

佐藤「いや、みんな何かしらの“異能力”があるという設定です。具体的にはネタバレになるので(笑)」

―――では皆さんそれぞれに、もしも“異能力”を授かるとしたらどんな能力が欲しいですか?

岡「考えたことなかったなあ(笑)」

柴田「私は瞬間移動能力ですね。できるだけ寝ていたいし、なるべくぐうたらしていたいから(笑)支度ができたらすぐに現場に移動出来たらいいのに(笑)」

―――睡眠時間を縮める能力ではダメですか?

岡「私はそっち(笑)。普段から8時間眠らないとストレスになるんです。少しでも短く……例えば7時間だったりすると「昨日は7時間しか眠れなかったぁ」と思って一日過ごしているという始末で(笑)。だから1時間でスッキリできるといいなあって思いますね。制作の仕事を頼まれていた時期に睡眠時間を削っていたら、少し寝ていない方が調子よく見えるって佐藤さんが言うんです。でも私はすごくイライラしてましたね(笑)」

熊谷「私は日常生活の中で唯一苦手なのが掃除なので、指パッチンしたらサッと部屋が片づく能力がいいです(笑)」

岡「そりゃシッカリ稼いで家政婦雇おうよ(笑)」

熊谷「それはまたしんどいので。掃除ロボットとかも床にものを置いちゃうタイプなんで、ロボットも動けなくなっちゃう(笑)」

佐藤「なんでしょう。脚本書ける能力ですかね(笑)もう一年中次の公演どうしようなんて考えていますからね。もともと僕は演出畑なんで、脚本は毎日考えて悩んでます。構想が長くて、書き出すと一ヶ月くらいで書けちゃうんですけどね。書き出しでいつも悩みます」

インタビュー写真

―――ではこの作品への意気込みをうかがいましょう。

柴田「まだちょっと劇場に足が向かないという方もいらっしゃるかも知れませんし、私自身舞台に立つのが2月以来になります。でもそこは万全を期しますので安心しておいで頂くとして、今回は柴田茉莉をひとつ大きくするような、そんなステップアップの作品にしたいなあと思っています」

岡「しばらくエンターテインメントが断たれていた状況なので、単純に皆さんに楽しんで頂きたいです。今作は裁判が舞台なのですが、普段お客さんが触れることのない世界を垣間見ることができると思います。あとゲームの「大逆転裁判」をクリアしたばかりなので、それを知っている人には通じる“逆裁ネタ”をちょこちょこ盛り込みたいですね(笑)。全力で汗かいていきます」

熊谷「ぱすてるからっとの舞台はちょっと演出がアニメチックであったり、ダンスや殺陣があったりして、舞台に馴染みがない人でも親しみやすいと思うので、単純に楽しんで改めてライブ・エンターテインメントの迫力を味わって欲しいです。振付はもちろんですが、役柄もまだ未体験のキャラクターなので、そこもお楽しみに」

佐藤「劇団としては春の公演が延期になり、そこからの復活を賭けて送る8月公演となります。おかげさまで沢山のお客様から応援して貰い、楽しみにして頂いているのでそれに応えたいですね。舞台を純粋に楽しんで貰いたいです」

(取材・文&撮影:渡部晋也)

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公演情報

「その錆びた冷たい鉄」のチラシ画像
劇団ぱすてるからっと
その錆びた冷たい鉄


2020年8月12日 (水) 〜2020年8月16日 (日)
シアターグリーン BIG TREE THEATER
HP:公演ホームページ

S席(前売):6,500円
A席(前売):5,500円
(税込)

半券をお持ちで2公演目以降 受付にて500円キャッシュバック・複数回観劇特典 公演オリジナルキャスト入りポストカードプレゼント

詳細はこちら
「その錆びた冷たい鉄」のチラシ画像
劇団ぱすてるからっと
その錆びた冷たい鉄


2020年8月12日 (水) 〜2020年8月16日 (日)
シアターグリーン BIG TREE THEATER
HP:公演ホームページ

14名限定!S席6,500円(全席指定・税込) → 【指定席引換券】5,000円さらに400Pゲット!

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