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有村 昆・山本裕典・こんどうようぢ

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芝居も歌もダンスもあり!? 毎回結末が違う、新感覚なスペクタクルステージ

心理ゲーム「人狼」を舞台で展開。アイドルグループに潜む裏切り者は誰だ?

 心理ゲーム「人狼」は、市民チームと人狼チームに分かれて、自身の正体を隠したり欺いたりしながら、相手の正体を探り、勝敗を決めてゆく。今回の舞台は、アイドルグループに潜む「裏切り者」(=人狼)を見つけ出すというストーリーのもと、芝居や歌やダンスで見せながら、俳優たちは実際に人狼をプレイ。毎回、リアルな戦いが展開され、二度と同じ結果のない舞台になるようだ。企画プロデュースの有村昆、出演する山本裕典、こんどうようぢに本作の見どころを聞いた。

PROFILE

有村 昆(ありむら・こん)のプロフィール画像

● 有村 昆(ありむら・こん)
1976年、マレーシア生まれ。映画コメンテーターとして活動しているほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活動。年間500本の映画を鑑賞し、最新作からB級映画まで幅広い見識を持つ。

山本裕典(やまもと・ゆうすけ)のプロフィール画像

● 山本裕典(やまもと・ゆうすけ)
1988年、愛知県生まれ。2005年の『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で準グランプリ&フォトジェニック賞を受賞し、芸能界入り。翌年『仮面ライダーカブト』で俳優デビュー。映画『桜蘭高校ホスト部』や『悼む人』、ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』などに出演。

こんどうようぢのプロフィール画像

● こんどうようぢ
1992年、大阪府生まれ。ジェンダーレス系男子として独自のファッションセンスをSNSや雑誌で披露し、女子高生を中心に人気を集めている。ブランド「DING」を発足させ、デザイナーとしても活動。舞台『少女革命ウテナ〜深く綻ぶ黒薔薇の〜』などに出演経験あり。

インタビュー写真

――― 公演の概要を読んで、早速ワクワクしました。改めてどんな舞台になるのでしょう?

有村「いまの中高生や大学生など若い人はみんな人狼で遊んでいますよね。その人狼ゲームをもっとショーアップして、エンターテイメントに仕立てたのが、今回のステージです。
 設定は、カラフルフラッシュというアイドルグループの10周年記念ライブ。彼らのライバルたちが、ライブを邪魔しようとするんですね。グループの中に送り込まれた“刺客”をあぶり出すために人狼をする…。そういうストーリー展開になります。
 これまでも人狼の舞台はありましたが、この作品は他とは全く違います。歌もダンスもお芝居もあるんです。また、毎回リアルに人狼をプレイするので、ゲームの中の役職も変わるし、エンディングも変わってくる。さらに、お客さんが参加できるような仕掛けもいくつか用意しているので、まさに新感覚なスペクタクルステージになると思います」

――― 公演の参加が決まったとき、どんなお気持ちでしたか? また、お二人は人狼ゲームをやられますか?

山本「歌と踊りがあるというのは今初めて聞いたんですけど(笑)、楽しんでやりたいと思いますね。公演日数も少ないので、本番は悔いのないようにできたらいいなと思います。
 昔、人狼をやるテレビ番組があって、それに出演させてもらったことがあります……長年この世界にいると空気を読んじゃうんですよね(笑)。「この人、明らかに怪しいけど、ここで落とすと番組的にちょっとダメかな」とか考えて。でも今回の舞台は、ほぼほぼみんな年下なので、容赦なくいきたいと思います(笑)」

こんどう「人狼ゲームはプライベートでもお仕事でもやったことがあるのですが、僕、嘘をつくのが苦手なんですよ。人狼の部分はガチになるんですが、舞台でアドリブもやったこともないので、どんな感じになるのか正直怖いですが、皆さんに教えてもらいながら、楽しめたらいいなと思います」


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――― 霊媒師や占い師など、人狼ゲームにはさまざまな役職が出てきます。皆さんはどの役職が好きですか?

こんどう「僕は占い師ですかね。なんか、人狼をやっている感が出ませんか?(笑)。占い師はみんなの救世主のような存在で、割と信じてもらいやすい役職だと思うので、めちゃくちゃ好きです」

有村「ボディーガードが一番好きです。潜伏しつつ、次の日誰も死ななかったというグッジョブができるから。ゲーム中大袈裟には喜べないけれど、心の中で「よっしゃー!」と思うのが好きです」

山本「僕は人狼ですね。燃えます」

――― 人狼の結果次第で、舞台のエンディングが変わる舞台ですが、その点についてはいかがですか?

こんどう「不安でしかないですね(笑)....でもそこも楽しみながら、怖いですけど、頑張ります」

山本「別の舞台でエンディングが変わる舞台は経験したことがあります。しんどい場面もありますが、楽しいし、飽きないと思います。特に人狼で毎回役職が変わるとなると、普通に遊んでいるような感覚だから、あっという間に終わってしまいそうですよね」


インタビュー写真

有村「例えばバッドエンディングだったときには、どんなグッドエンディングだったのか気になるだろうし、その逆も然り。だからお客様には本当は毎公演来てほしいぐらいですよね。何ならもう1つぐらいアナザーエンディングも用意しようかな…。負担にならない程度に…」

山本「えー、3つ目のエンディングとなったら、ギャラが増えるとかどうですか?(笑)」

一同「(笑)」

――― 最後に公演の意気込みとファンの方へメッセージをお願いします!

こんどう「全く新しい形のステージなので、自分自身もすごく成長できるかなと思います。楽しみながら成長したいです。また、ファンの皆さんの応援が結構重要になってくる舞台だと思うので、皆さんの愛をいっぱいいただけるように、僕自身も精一杯頑張ります。ぜひ観に来てください!」

山本「こんなご時世ですが、舞台をやれるということがすごく幸せなことだと思います。舞台をやれることに感謝をしつつ、今のこの状況を忘れられるぐらい、思い切り楽しめる空間を作れたらいいなと思います」

有村「僕は映画を解説することが本業の仕事で、いろいろと映画を見てきた中で、ストーリーが変わるということは、映画業界ではまずあり得ない話です。舞台も基本的には、決まっている話の筋をお見せすると思うのですが、今回は毎回エンディングが変わります。次世代のエンターテイメントという意味も込めて、僕はスペクタクルステージと謳っています。
 アイドルの子たちが堂々と嘘をついている、その顔を観に来てもらいたい。時々素が出るかもしれないし、そういった現実とお芝居の間をいくような不思議な空間ができたらと思います。こういう状況ではありますが、皆様のご協力もいただいて、みんなで楽しめればなと思います」


(取材・文&撮影:五月女菜穂)

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公演情報

新感覚!スペクタクルステージ『THE★JINRO』−イケメン人狼アイドルは誰だ!!−

2020年6月30日 (火)〜2020年7月5日 (日)
恵比寿エコー劇場
HP:公演ホームページ
※カンフェティ特別価格チケット<枚数限定>も近日発売予定!