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TEAM空想笑年

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空想笑年、9回目の公演。誰もが知っている探偵と助手が登場

武石創太郎が描き出す、空想笑年版ホームズとワトソンの物語。

俳優としても活躍する武石創太郎が主宰し、座付きの脚本・演出家として活躍するTEAM空想笑年。2013年に旗揚げして現在に至るまで「わかりやすさと面白さ」をベースとした舞台を発表し続けている。9回目となる新作は、ロンドンを舞台に探偵シャーロック・ホームズが登場する物語だ。

PROFILE

武石創太郎(たけいし・そうたろう)のプロフィール画像

● 武石創太郎(たけいし・そうたろう)
神奈川県出身。
mixiを通じて結成されたクリエーター集団、ICLABOを経てTEAM空想笑年を旗揚げ。代表であり脚本・演出を担当する。その一方で外部への脚本提供なども行っている。さらにテレビドラマ等に多数出演し、俳優としても活躍中。

福田 滋(ふくだ・しげる)のプロフィール画像

● 福田 滋(ふくだ・しげる)
和歌山県出身。
声優を目指して上京するもいつしか演劇の道へ。劇団に所属後、空想笑年の公演に客演したことをきっかけに入団。副代表であり発声指導も担当している。今作で初の主演を務めることとなる。俳優としても活動以外にナレータープロダクション「コーラルアイランド」に所属し、ナレーターとしても活躍中。

有賀太朗(ありが・たろう)のプロフィール画像

● 有賀太朗(ありが・たろう)
埼玉県出身。
全身であるICLABOで武石と出会い、空想笑年の旗揚げに加わる。俳優としてだけでなく大道具作成、アクション・ダンス指導も行っている。外部団体への客演の他、「劇団えーてぃーふぃーるど」では自身が代表を務め、脚本・演出を手がけている。

中島玲奈(なかじま・れな)のプロフィール画像

● 中島玲奈(なかじま・れな)

東京都出身。 ダンスや音楽活動を展開しつつ演劇にも出会い、劇団やぶさかに参加。その後客演を経て空想笑年に入団。俳優としてだけでなく、衣装担当としても活躍する。大人から少年まで演じ分けられる演技力に加え優れた歌唱力も発揮している。

インタビュー写真

――― カンフェティ初登場のTEAM空想笑年の皆さん。団体名に“笑”とありますがコメディ指向ということなのでしょうか?

武石「コメディだけではないですね。でもどんな作品にも笑いは必要だし、わかりやすさと面白さもベースにあるべきだと思っています。その上で、期待に応えて予想を裏切る作品作りを心がけています。これは劇団の大きなテーマですね。」

――― 劇団の立ち上げは武石さんの他に、どなたとご一緒にされたのでしょうか?

武石「僕と有賀ともう一人、メンバーの阿部友晶の三人が今現存している立ち上げメンバーですね」

有賀「現存って、取り壊されたビルじゃあるまいし(笑)」

武石「ICLABOという若手クリエーターの集団があって、その演劇部門が僕と有賀と阿部でした。そして公演を3本打った後に2013年に旗揚げしました」

有賀「僕はICLABOに参加する前に武石と他の舞台で共演して、その時に誘われました。ICLABOの当時から武石には劇団を作るという野望があって、それに当たっての仲間が欲しいということだったんですね。だから劇団作りのために一緒に作品を創ってくれといった誘われ方でした。ですから最初にやった「アルジャーノンに花束を」で、演出助手として関わりました」

――― 「アルジャーノンに花束を」は幾つものヴァージョンがありますね。

武石「オリジナルの要素を加えて、日本に舞台設定を変えて書き直したのですが、4時間くらいの作品になってしまって(笑)。さすがに人生2本目の作品で4時間はないだろうとあらゆることで削りました。それでも3時間ありましたけど(笑)」

有賀「滅茶苦茶削ったよね」

――― それまでは役者として活動されていたのですよね。脚本家も志していたのですか?

武石「脚本家の勉強はしていません。役者をやっていて色々観るようになって面白くないと思う作品にも出会うわけです。それならば自分で創ってしまおうと思って」

インタビュー写真

有賀「当時から他のひととは見ている景色が違うと思っていて、彼とだったら面白そうだなと思って」

――― 有賀さんは役者一筋ですか?

有賀「高校から演劇を初めてスッと役者ですね。高校もそういった関係の学校でしたし」

武石「ここにいる3人はみんな僕よりキャリアは長いんじゃないかなあ」

――― その年長者が福田さんですか?

福田「ええ、僕も高校出て上京して、声優志望だったのがいつしか舞台にハマっていました。劇団にも所属したあとにフリーでいたのですが3年前に空想笑年に参加しました。前の劇団は男版宝塚のような歌あり踊りあり芝居あり、最後にレビューがつくというところで。そこで鍛えられました」

武石「福田さんはうちでは飛び道具的な役どころが多いです。イエス・キリストとか釈迦如来とか……今回はシャーロック・ホームズを演じます」

有賀「知名度がありすぎる役ばかりだよね」

武石「そう。誰でも知っていてイメージが浮かびやすい役が多いです」

福田「あと人間以外ね。ようやく今回人間になれた(笑)」

――― もう一人の年長者は衣装も担当される中島さんですね。

中島「子どもの頃からバレエをやっていて、その後は音楽方面にいきました。ある時人手が足りないからと友達に頼まれてダンサーとして舞台に参加したはずが、うっかりセリフをもらってしまって。いつのまにか芝居沼にズルズルズルズル……(笑)」

――― 音楽方面ではどのような活動を?

中島「バンド組んでいました。作詞作曲をしてヴォーカルでドラムもやります」

――― 空想笑年に参加されたのはいつごろですか?

中島「福田さんと一緒ですね。その前にも女性ばかりの劇団で役者と衣装をやっていました。もっと活動の幅を広げようと思ってこっちに来ました」

インタビュー写真

――― そんなお二人はどんなタイミングで加入したのでしょうか?

武石「旗揚げは6人でしたが、若い二人が抜けたタイミングでこの二人が入りました。30代の二人が(笑)」

有賀「僕が一番年下になっちゃった(笑)」

武石「僕も代表なのに下から2番目(笑)。キャリアも年齢も僕より上の人が増えてどうしようと思いましたが、最近若手が入ってくれて、有り難かったですね。しかも僕のやりたいことを形にしてくれるメンバーですから。衣装は特にそうですね。ある意味転換点になりました」

中島「劇団の運営方針が良いんです。些細なことですが開演時間を絶対遅らせない。小劇場だとけっこう軽んじられるところですが、空想笑年はそれを命がけで守る。そこはすごく良いなと思って」

福田「商業演劇のいい部分をちゃんと採り入れています。制作側が凄くシッカリしている」

武石「開演が遅れるのは観劇前からストレスになりますよね。小劇場って身内感覚が強いせいかそのあたりがルーズなところも多くて。だから時間遵守についてはチラシにも書いて言い続けたので、お客様もちゃんと来てくれます」

――― ところで、今作はホームズとワトソンが出てくる推理ものですね。

武石「福田がホームズ。有賀がワトソンです。福田は今回待望の初主演です。昔からミステリーが大好きでしたが、ウチのオリジナルではやったことがありませんでした。福田さんが客演で参加した時に海外戯曲のミステリーはありましたが、自力ではまだ書けなかったので。今回は福田さんの見た目も活かそうと思って、この話になりました」

――― ストーリーはオリジナルでしょうか?

インタビュー写真

武石「ええ。ただ20世紀初めにイギリスで起きた『オスカー・スレイター事件』という事件があります。この事件は殺人犯とされた裁判について、ホームズシリーズの作者であるコナン・ドイルたちが声を上げて冤罪を晴らし、最終的に無罪に導いた事件なのですが、その話を採り入れています。空想と史実が入り交じりますから、劇中でドイルとホームズがすれ違ったりするわけです。これは今までにない仕掛だと思います」

――― 興味深いストーリーですね。ホームズとワトソンとなると、どの作品でも概ね決まったイメージがありますが、そのあたりはどのように見せていこうと考えていますか?

武石「空想笑年の作品ですからデフォルメを強くしたいと思っていますので、ホームズはより変人具合が高まるでしょうね。ワトソンはうっかり者というより、極めて常識人で、お客様に感覚が近いスタンスですね。二人のキャラクターは短時間でわかるくらいにしたいです」

――― トリックや仕掛が満載で、ファンの皆さんの期待も高まるでしょうね。

武石「それこそ意外性を持たせつつ、王道のストーリーも守っていきたいですね。それに福田さんがようやく主演というのもお客様は喜んでくれましたし」

中島「キャスト発表の前にファンの皆さんの間で誰がワトソンをするのかSNSで盛り上がっていました(笑)。いろんなパターンを推測して楽しみにしてくれていますね」

――― ファンの皆さんも楽しく見守っている感じなのですね。武石さんの演出にダメ出しするようなお客様はいませんか(笑)?

武石「特には聞いてないですね(笑)。僕の身内、お母さんとかですかね(笑)」

(取材・文&撮影:渡部晋也)

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公演情報

「HOLMES」のチラシ画像
TEAM空想笑年
HOLMES


2020年4月29日 (水・祝) 〜2020年5月10日 (日)
日暮里 d-倉庫
HP:公演ホームページ

指定席(一般):4,000円
指定席(一般):3,500円※平日昼割
指定席(学割):2,500円※学生証必須
指定席(友チケ):3,500円(2名以上・1人あたり) ※必ず2枚以上でご購入ください。
(税込)
※本公演は、一部Wキャストです。お申込の際はご注意下さい。

詳細はこちら
「HOLMES」のチラシ画像
TEAM空想笑年
HOLMES


2020年4月29日 (水・祝) 〜2020年5月10日 (日)
日暮里 d-倉庫
HP:公演ホームページ

14名限定!自由席4,000円 → 3,300円 さらに300Pゲット!
※カンフェティ特別チケットは「自由席」となります
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