home  >  WEBインタビュー一覧  >  黒田有・村角太洋(THE ROB CARLTON)

PICKUP
黒田有・村角太洋(THE ROB CARLTON)

キメ画像1

黒田有×THE ROB CARLTON村角太洋のコメディが神保町花月に登場!

背中合わせの善と偽善が暴走する、ヘリコプターの座席争い!

 漫才師、コント師としても活躍する黒田有が脚本を担い、京都の劇団THE ROB CARLTONキャプテンの村角太洋と共同演出で贈るワンシチュエーションコメディ『ボランチェア』。2018年9月に大阪で上演し、好評を博した本公演が11月、神保町花月に登場する。
 それぞれに理由を抱え、災害ボランティアへと向かおうとしている複数の男女。被災地へ入る手段はヘリコプターのみ。だが、そのヘリコプターには総重量制限があるという事実に直面。途端に座席を巡る争いが始まるのだった。

PROFILE

黒田有(くろだ・たもつ)のプロフィール画像

● 黒田有(くろだ・たもつ)
1970年生まれ、大阪府出身。1991年にあいはら雅一とともにコンビ「メッセンジャー」を結成。「上方漫才大賞」「上方お笑い大賞」をはじめ、数々の受賞歴を持つ。2011年には「THE MANZAI 2011」認定漫才師にも輝く。主に関西のテレビ・ラジオで活躍中、不動の人気を誇る。2006年『ROPE』より舞台の脚本、演出などを手がけ、現在もマルチな才能を発揮している。

村角太洋(むらすみ・たいよう)のプロフィール画像

● 村角太洋(むらすみ・たいよう)
1984年生まれ、鹿児島県出身。2010年に「ラグビー」と「ホテル」をコンセプトに の理念のもと、紳士的な振る舞いと「限りなく喜劇に近い芝居」を日々探求している非秘密集団「THE ROB CARLTON」を京都で結成。俳優時はボブ・マーサムで活動。NHK『まんぷく』で半田浩一役で出演するなど、舞台のみならず幅広く出演中。

インタビュー写真

――― 黒田さんと村角さんの共演は、2017年上演の黒田さんの舞台『つな』でした。

黒田「『つな』は大阪・堺の空襲を題材だったので、太洋くんもやったことのないお芝居だったと思います。泣きのシーンもありましたし……。けどそれ以来、彼の公演を見に行くと1つは泣きのシーンがあるんですよ(笑)」

村角「泣きのシーンってこっぱずかしいところもありましたし、お客様にどう映るか分からなかったんですけど、僕もお粗末ながら演出をさせていただきまして、ちゃんとお客様に伝わっている感じが取れたので……。せっかくなので恥ずかしがらずに取り入れてみようかなと。それは黒田さんにすぐ見抜かれました(笑)」

――― 『ボランチェア』での村角さんの演出はいかがですか?

黒田「太洋くんがすごいなと思ったのは、初日のウケが悪かったんです。それで、彼が堀川絵美と(村角)ダイチの言い回しをちょっと変えたんですよ。『もう少し柔らかくしましょう』って。そしたら次の日からばんばんウケるようになって。俺はまだそういうことは分かってないんですよね。特に堀川絵美のセリフの言い方を柔らかくしたら、お客さんが堀川の役に感情移入するようになって」


インタビュー写真

村角「初日の幕が開けてみて初めて“こういうことなんだ”と分かるんですよね。語尾の強さとかで何となくこのキャラクターからお客様が離れたなとか」

黒田「ただね、ギャロップ・林は、役でどんだけ悪態ついても嫌われない。林の頭をおもいっきり叩いても“かわいそう”ってならない。それはある意味、林の持っている人徳ですね(笑)」

村角「確かに、他の役者さんだったら、ものすごくけなされているように見える役でした(笑)。林さんはネガティブを全部吸収しますね」

黒田「あと、この話は満腹満と星河がいなかったら実は成立しない」

村角「体重140kgの人間と39kgの人間がいないとできない」

黒田「僕は、芸人がやったらウケる、ウケないは分かるんです。自分で書いていますし。でも、役者さんはどうハマるか分からない。だからハマると僕ら芸人がウケるより数倍うれしんですよ。うまいことハマったってほっとする。それが楽しい瞬間ですね」


インタビュー写真

――― 芸人さんの笑いとお芝居の笑いはまた異なりますか?

黒田「コントって急に宇宙人が出てきても、誰も何も思わないんです。でも芝居は、なぜ宇宙人がここに来たのか、どこの星から来たのかなど、全ての背景を見せないと話が進まない。たった1回のクエスチョンがアウトになるんです。吉本新喜劇も、強面キャラが急にお茶目になっても気にしないけど、芝居はお茶目になる理由が要るんです。その違いがありますね」

村角「黒田さんは芝居もコントも、どっちも書いてはるからより気になると思います」

――― 黒田さんは、舞台では“メッセンジャー・黒田”ではなく、黒田有という本名で活動されていますが、そこに何か意味合いはあるんですか?

黒田「 “メッセンジャー・黒田”にすると、笑いが先行しちゃう気がするんです。自分の匂いをせめて消したくて本名にしました。漫才・コントは笑いが本丸ですから、一番に笑いが来ますが、芝居は何が起こるかわからない。そういう見せ方をしたいんです。僕の作品は、物語の重要なシーンで女の子がぐっと落とすことが多いんですけど、そういうシーンで僕が前に立っちゃうと気持ち悪いじゃないですか(笑)」

インタビュー写真

――― 最後に東京公演に向けて意気込みをお願いします。

村角「東京で全然、知名度のない僕たちが、黒田さんの威を借りて出て行く公演でございまして、気合は入っております。ただ、気負わず、大阪と同じことをできればお客様もお楽しみいただけるんじゃないかなと思いますので、僕たちもある種、リラックスして臨もうと思います。軽いコメディを観る感覚で来ていただけたらと思います」

黒田「全体的にコンパクトにまとめて、暗転もゼロにして。演者の“出ハケ”もほぼなしなので、見やすいと思います。月並みですが老若男女楽しめる作品なので、ぜひ観に来てください。楽しませる自信はあります!」


(取材・文:岩本和子  撮影:佐藤豊浩)

キメ画像2

公演情報

神保町花月 黒田たもつ× THE ROB CARLTON 企画 『ボランチェア』

2019年11月22日(金)〜25日(月)
神保町花月
HP:公演ホームページ

22名限定!3,500円 → カンフェティ特別価格!(チケット購入ページにて公開!)さらに100
P
ゲット!