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馬場良馬

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思い出の熱い涙は歪な過去の帳尻合わせ。

空中分解した元劇団員が再び集まる時、浮かび上がる歪んだ人間模様

舞台やミュージカル、映画など多岐に渡る作品のプロデュースをおこなうNO.4(エヌオーフォー)が贈る最新作は、旗揚げ15年で空中分解した、とある小劇場の元劇団員達の人間模様を描く重厚なドラマだ。解散から5年後、立ち退きが理由で劇団の荷物整理の為に一同に会したメンバー。ある理由から劇団を離れ、解散の原因を作ってしまった元看板役者の板垣翔を、スーパー戦隊シリーズ『特命戦隊ゴーバスターズ』や、ドラマ『弱虫ペダル』などで人気を博した馬場良馬が演じる。

PROFILE

馬場良馬(ばば・りょうま)のプロフィール画像

● 馬場良馬(ばば・りょうま)
1984年12月15日生まれ、千葉県出身。2008 年、ドラマ『東京ゴーストトリップ』(MX、他)で本格的俳優デビュー。同年、ミュージカル『テニスの王子様』5代目青学・手塚国光役で出演して以降、舞台や映画で活動。12 年テレビ朝日で放送されたスーパー戦隊シリーズ『特命戦隊ゴーバスターズ』ブル―バスター・岩崎リュウジ役で出演。16 年BSスカパー連続テレビドラマ『弱虫ペダル』で巻島裕介役でレギュ ラー出演。19年3月にはカプコンのアクションゲーム『デビルメイクライ』シリーズの舞台『DEVIL MAY CRY –THE LIVEHACKER-』で主人公ダンテを演じた。

インタビュー写真

色んな感情を吐露した先に本当の“バラシ”がある

――― 解散した小劇場の元劇団員達が再会して荷物整理を始めることで、様々な人間模様が浮かび上がるというストーリーですが、主演が決まってのお気持ちを聞かせてください。

「劇団は同じ夢や目標を持った仲間が集って切磋琢磨し、ぶつかり合いながらも作品を生み出す独特の熱量を持った場所だと思います。僕は劇団所属経験がないので、この役を頂いた時には不安もありましたが、ミュージカル『テニスの王子様』では、同世代の俳優達と長期に渡って共に汗を流せたことはいい経験になったと思います。お客様にキラキラした世界をお見せしようとする舞台裏では、より高いレベルを求めて何度も話し合いを重ねましたし、時にはぶつかる事もありました。それが何年も寝食を共にしてきた劇団員なら尚更ですよね。ある意味家族よりも濃厚な時間を過ごして、固い絆で結ばれた仲間達が、夢破れてこういった形で集まる時には色んな感情が渦巻くと思います。
 特に僕の演じる板垣は、解散の理由を作った当事者であり、人に言えない闇を抱えています。また他のメンバーにも蓋をしてきた過去があり、そういった各々のマグマみたいな感情が、再会した事で一気にあふれ出す。笑って、泣いて、怒って。色んな感情をさらけ出した先に、彼らの本当の“バラシ”があるのかもしれません」


その時、自分に必要なものが携わる作品に詰まっている

――― 高まった感情をぶつけ合うキャスト同士のせめぎ合いも作品の1つの見所になる気がします。

「普段の生活では、表に出せない感情を思い切り表現できるのは芝居の醍醐味ですよね。早くその感情になって芝居がしたいなと。板垣自身が闇を抱えているので、仲間達との再会を通して悩みや、弱さといった部分をさらけ出していく作業になると思います。
毎回芝居をしていて感じるのが、その時その時に自分に必要なものが、不思議と携わる作品に沢山詰まっていて、人生にリンクすることが多い気がします。今回の役もおそらく必然的に出会ったもの。真摯に向き合って乗り越えることで、役者としての幅が広がると信じています」

インタビュー写真

芝居に狂気を持った俳優になりたい

――― キャスト陣もかなり実力者揃いです。エヌオーフォー代表の難波利幸氏も馬場さんについて、『一見、飄々としていてもいざ、芝居が始まると狂気のスイッチが入る二面性が魅力。個性豊かな役者の中で敢えて劇団色に染まっていないことが大きい』と起用に期待を寄せています。

「本当に有難い言葉ですよね。難波さんはお芝居に熱く役者への愛がある方です。劇団所属経験がない僕に、白羽の矢が立った中で不安もありましたが、難波さんが任せてくれた安心感もあるので、皆さんの力も得ながら、千秋楽まで走り抜けたいですね。自分も芝居に狂気がある俳優に憧れていますし、自分もそういう芝居ができるようになりたいと常日頃から思っています。何よりそういった熱を持った人達の中で芝居をさせてもらうことが何よりの幸せです。
 また、今回、西ノ園達大さんに入って頂いているのですが、僕がほぼデビューしたてで、まだ“芝居のしの字”も分っていない時代にご一緒させてもらって以来の共演になります。今だからこそ見える西ノ園さんの凄さも気づけるかもしれないのでとても楽しみですし、約10年経って、自分もこういう芝居を勉強してきましたという姿を見せたいと思っています。」

様々な感情を生で共有できる空間が舞台

――― 馬場さんにとって舞台とはどんな場所でしょうか?

「舞台は自分を成長させてくれる場所ですね。1ヶ月間稽古をして、何度も本番を重ねてもそこで新しい気づきが沢山あります。映画もドラマも好きですが、舞台ならではのライブ感というか、生で演じているからこそ、お客さんに響くものはたくさんあると思います。何よりも笑いや涙、感動といった色んな感情を目の前で共有できる空間が大好きです。
 この作品で沢山のことを吸収して、また1つ2つ役者として大きくなりたいと思っています。自分は原作があって、そのキャラクターを演じるお芝居もやっていて、そのジャンルも好きですが、役者個人としては、こういう人間くさい芝居をできるのはありがたい環境です。その中で、『やっぱり馬場を使ってよかった』と思われる芝居をしないと皆さんへの恩返しにならなですし、役者だな!と思われるような芝居をお見せしますので、是非見届けに来てくれたらありがたいです」


(取材・文:小笠原大介 撮影:友澤綾乃)


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公演情報

「古〜inishie〜」のチラシ画像
古〜inishie〜

2019年7月24日 (水) 〜2019年8月4日 (日)
シアターサンモール
HP:公演ホームページ

36名限定!6,500円(全席指定・税込) → 5,200円 さらに700Pゲット!(7/17 17時45分更新)

詳細はこちら
「古〜inishie〜」のチラシ画像
古〜inishie〜

2019年7月24日 (水) 〜2019年8月4日 (日)
シアターサンモール
HP:公演ホームページ

全席指定:6,500円(税込)

詳細はこちら
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