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イヌフェス

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イヌフェス悪の戦闘員がカフェ店員の女の子に恋を!? ……イヌッコロの人気作が装いも新たに蘇る!

ワンシチュエーションコメディの真髄を見せる、戌年だからこそのお祭りを見逃すな!

演劇集団イヌッコロで脚本・演出を手掛ける羽仁修が、イヌッコロの人気作品をさまざまな形で上演する企画《イヌフェス》を開催する。その第1弾は、羽仁のプロデュース公演『恋するアンチヒーロー』。2012年の初演以来何度も上演を重ね、冬には映画版も公開予定のアクションラブコメディだ。特撮戦隊ヒーローもののモチーフを使いながら、主人公は悪の秘密結社の戦闘員。その彼が、小さなカフェで働く女の子に恋をするが、彼女は正義の戦隊の大ファンで……というストーリー展開を聞いただけでも「その先どうなる!?」と興味が湧いてくる。イヌッコロのお家芸であるワンシチュエーションコメディの魅力もふんだんに盛り込まれた本作について、プロデューサーである羽仁と、メインキャストの面々に話を聞いた。

PROFILE

石田 隼(いしだ・しゅん)のプロフィール画像

● 石田 隼(いしだ・しゅん)
1991年10月30日生まれ。
2015年、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンに大石秀一郎役で出演。2016年、『口紅』で初主演。今年は『パタリロ!』、『★スターダスト計画★』、『ナナマルサンバツTHE QUIZ STAGE』、『鬼切丸伝〜源平鬼絵巻〜再演』、『ハイスクール!奇面組2〜嵐を呼ぶ変態ライバル対決〜』などに出演。

川ア優作(かわさき・ゆうさく)のプロフィール画像

● 川ア優作(かわさき・ゆうさく)
1994年8月24日生まれ、神奈川県出身。
2016年、舞台『The IMMORTAL OPERATION』で主演。2017年、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs立海にジャッカル桑原役で出演。今年10月にはミュージカル『ふしぎ遊戯―蒼ノ章―』への出演も控えている。

一ノ瀬 竜(いちのせ・りゅう)のプロフィール画像

● 一ノ瀬 竜(いちのせ・りゅう)
1997年11月23日生まれ、神奈川県出身。
第30回ジュノンスーパーボーイコンテストファイナリスト。今年4月よりヴィズミック所属。総務省PR動画『テレワーク・デイズ くらしを変える、働き方』出演。今回の『恋するアンチヒーロー』が初の舞台出演となる。

こいづか登(こいづか・のぼる)のプロフィール画像

● こいづか登(こいづか・のぼる)
1949年6月13日生まれ、福島県出身。
演劇集団イヌッコロ所属。主な出演舞台に、山田邦子座長公演『夢みる女』、『江戸っ子芸者・夢奴奮闘記』、堺正章座長公演『おしゃべり伝六捕物帖』、『美空ひばり物語』、『ドラゴンクエスト]特別ステージ「冒険者たちのホテル」』などがある。

● 羽仁 修(はに・しゅう)文中のみ
演劇集団イヌッコロの作・演出家。イヌッコロ全作品のほか、トライフルエンターテインメントプロデュース『双牙〜ソウガ〜』(2014年/脚本)、『ドラゴンクエスト]特別ステージ「冒険者たちのホテル」』(2017年/脚本&演出)などを手掛ける。

インタビュー写真

演劇に浸り続けるための新たなライフワークとして

――― まず、このイヌフェスを企画したいきさつを教えてください。

羽仁「2018年は戌年だから何かやろうかというところから始まったんですけど、もともと僕個人のプロデュース公演もしてみたいという思いがあったり、シザーブリッツさんが10月にうちの台本で公演をしたいという話があったり、イヌッコロも毎年秋には公演していたりというのが重なって、フェスみたいな形にしたら面白いんじゃないかと思ったんです。その第1弾が僕のプロデュース公演で、第2弾はシザーブリッツさんとイヌッコロのコラボ公演、第3弾はイヌッコロの公演、第4弾はイヌッコロのメンバーであるこいづか登のプロデュース公演と続きます」

――― プロデュースをしてみたいという思われたのは何故ですか?

羽仁「イヌッコロで僕がやることは基本的に脚本と演出で、プロデュースにも関わってはいますが基本的にはメンバーで役割分担をしているわけです。そこで一度、自分でキャストやスタッフの選定から、劇場のことや公演期間など全てに責任を持ってやってみようと。演劇人としてもっと成長するためのチャレンジというか、自分はなるべく演劇に浸っていたいという気持ちがあるので、イヌッコロとは別のライフワークとして、できる限りいろんなことをやってみたい。だいぶいい歳にもなってきましたので(笑)、今が頑張りどころかなという思いもあります」

――― 『恋するアンチヒーロー』は、どんな作品ですか?

羽仁「イヌッコロの中で、たぶん一番多く上演されている芝居です。もともと僕は特撮戦隊ものには全然興味がなかったんですけど、何かを逆手に取ったら面白いなというのはずっと思っていて。敵側にスポットを当てて、彼らがドタバタしているところに敵役としてヒーローが出てきたらコメディになるんじゃないかと。イヌッコロの作品はずっとワンシチュエーションコメディなので、シーンチェンジ無しで時間経過はほとんどオンタイム。この作品も舞台はカフェだけで、戦隊ものに絶対似つかわしくない場所にして世界観をひっくり返してみたかったんです。しかも戦闘員側はすごくアットホームな雰囲気で、ヒーロー側は殺伐としているという(笑)」

――― それをプロデュース公演の作品として選んだのは何故でしょうか?

インタビュー写真

羽仁「イヌフェス第1弾を何にしようかと考えていたときに、ちょうど映画化の話があって、せっかくだから連動できたら面白いだろうと。あと実は、僕は初演で演出してから一度もこの作品に触れていなくて、そろそろ自分でやってみたいなと思っていたのも理由の1つです。もちろん今まで上演されてきたのも面白かったんですけど、負けたくないという気持ちもありつつ(笑)、これが本家本元だというのを見せたいですね」

戦隊もののイメージを裏切る魅力的なキャラクター

――― それではキャストの皆さんから、それぞれの役柄と作品の印象を聞かせてください。

石田「戦闘員の1人、主人公の真中を演じます。彼はいろんなことに巻き込まれて、自分でも巻き込んでという中で、成長というか壁を乗り越える箇所が要所要所にありますね。脚本を読んで「真中ってこういうことも言うんだな」とか「こういう芯の強い部分もあるんだな」って思えるところもあったので、そんな真中の姿を見せていけたらいいなと思います」

――― 普通、戦隊ヒーローものだと戦闘員は大勢で1つというか、個性のない存在ですよね。

石田「そうですね。でも真中は意外と戦闘員の中でもみんなから愛される存在で、ヒロインへの恋を手伝ってもらったりとか(笑)。そんな戦闘員側のチーム感も出しつつ、普通はスポットを当てられない側にもドラマがあるという、この作品の面白さを大切に演じていきたいです。もちろん、見てくださる皆さんに全部のキャラクターを愛してもらえるのが一番ですけど、僕としては戦闘員側の正義を貫いて、ヒーロー側を嫌いになるくらいの(笑)舞台にできたらなと思います」

羽仁「石田君は去年『まわれ!無敵のマーダーケース』(ラ・セッテ×イヌッコロ コラボ公演)という作品に出てもらったんですけど、彼のバイタリティーとか、頑張る姿勢とか、ちょっと抜けてるところとか(笑)、そういうお芝居の感じが真中に合うなと思ってお願いしました」

川ア「僕は、ガルルンジャーという戦隊ヒーローのレッドを演じます(春見しんやとWキャスト)。普通ならレッドは戦隊ヒーローものの中心的存在、正義の象徴ですけど、この作品では真逆で、なんなら一番ゲスい役柄です(笑)。そのギャップが本当に面白いので、自分の中の“いい人”は全部消して(笑)、ゲスさを存分に出していきたいですね」

インタビュー写真

――― ヒーロー側の殺伐とした雰囲気を作る中心人物なのでしょうか?

川ア「まさに元凶です(笑)。でも悪いヤツなんだけど、なんか気持ちわかるわーみたいな(笑)、そういう部分も引き出していきたいですね。この作品は全員すごくキャラが立っているから、お客さんは観るところが多すぎて、いい意味で目が疲れるんじゃないかな(笑)。その全部が面白いというところまで作っていければなと思ってます」

羽仁「彼は以前から知っていて、非常にガッツのあるいい役者です。おっちょこちょいなところはあるけど(笑)、そこがいい。現場を盛り上げてくれますね」

一ノ瀬「僕はガルルンジャーのブルーを演じます(船橋拓幹とWキャスト)。舞台に出演するのは今回が初めてですけど、子供の頃から戦隊ものとか仮面ライダーとかを見ていて、自分もそういうのに出たいと思っていたんです。まさかこんなに早く、戦隊ものに出られるなんて……」

羽仁「だいぶズレた内容だけどね(笑)」

一ノ瀬「子供の頃から見ていた戦隊もののブルーは、爽やかで知的で、レッドの次に強いイメージがあったんですけど、この作品では全然違って「あれっ?」と想像を裏切られました(笑)。例えばレッドに対するときはこう、ピンクに対するときはこう、みたいに相手によって性格がコロコロ変わるんです。でも、それはそれで楽しそうだなと思ってます!」

羽仁「ブルーは崩壊しそうなガルルンジャーを一生懸命つなぎとめている存在で、一番の被害者といえば被害者です(笑)。でも、コメディだからこそベースになる部分は戦隊っぽくしたかったので、いわゆるブルーのイメージに合う人を探していて、彼のプロフィールを見たらめちゃくちゃピッタリだと思い、即オファーしました」

こいづか登「僕は戦闘員・佐々木を演じます。序盤からずっと出ていて、ストーリーをうまく回していく役回りかなと思ってます」

――― こいづかさんはイヌッコロのメンバーですが、この作品には……

こいづか「出たことがないので今回は楽しみです。僕が目指している昭和の喜劇人っぽい演技スタイルがうまくハマる役だなと思っていて、自分でやってみたかった役ではあるんです。まず、戦闘員にスポットを当てたストーリーというのがすごくバカバカしくて面白い。内容を知っていても笑っちゃうくらいすごいんです(笑)。その中で人間模様とか切なさが出るところが、見る方もやる方も面白いんじゃないかと思います」

インタビュー写真

羽仁「僕らみたいに歳いっちゃうと、なかなかまっすぐな演技ができなくなってくるけど(笑)、今回は二十代のフレッシュな役者さんたちの、その時期にしか出せないキラキラ感が出ればいいなと思うし……」

こいづか「そこは勉強になるだろうなと思ってます」

この面白さを1人でも多くの人に広めるのが夢です

――― では最後に、ご覧になるお客さんに向けてメッセージをお願いします。

石田「面白いポイントがいっぱいありすぎる作品ですけど……ワンシチュエーションコメディの良さって、転換とかハケが無くて、お客さんとずっと同じ空気を共にしているところにあると思っていて、僕はそれが大好きなんです。そこで僕らと一緒に笑っちゃうような雰囲気を、ぜひ楽しんでもらいたいですね」

川ア「お客さんも毎日いろいろ大変なことがあると思うんですけど、何かその手助けになるような作品にしたいですね。僕は、人間って笑っていればそれでいいと思うんです。怒ってる時間なんてもったいない。役では怒りまくりますけど(笑)、この素晴らしい脚本とキャストのみんなで、幸せな時間を作ってお届けしたいと思っているので、ご期待ください!」

一ノ瀬「台本を読んで、最初の戦闘員たちの絡みがすごく好きで……真中がどんどん焦っていくところなんて、普通に笑ってしまいました(笑)。自分もお客さんにしっかり楽しんでもらえるように頑張ります」

こいづか「お芝居をあまり見たことがない人も、ヒーローものって楽しそうだなっていう気持ちで見てもらって、会話劇やコメディの面白さを感じていただけたら嬉しいですね。何度も話に出ているようにワンシチュエーションコメディなので、最初から最後まで空間と会話をうまくつなげて作っていければ、お芝居が本当に好きな方も楽しんでいただけると思います。ぜひともよろしくお願いします」

羽仁「今、コメディものの演劇がたくさんある中で、ワンシチュエーションコメディってすごく少なくて、でもその面白さは独特だなと思うんです。まず、個人の力では絶対に笑いは取れなくて、お客さんが何に対して笑うのかという共通認識を全員が持った上で、しっかりした計算が必要になる。お客さんはただ笑ってもらえればOKですけど、実はすごく難しい高度なことをやっているんです。そういうワンシチュエーションコメディの魅力に僕は取りつかれたので、お客さんはもちろん、役者やスタッフも含めた1人でも多くの人にその面白さを広めたい。それが僕の夢なんです。とにかく見ていただければ絶対に面白いですから、ぜひ来てもらって、楽しんでもらいたいなと思います」

(取材・文&撮影:西本 勲)

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公演情報

「恋するアンチヒーロー」のチラシ画像
羽仁プロデュース
恋するアンチヒーロー


2018年9月6日 (木) 〜2018年9月17日 (月・祝)
劇場MOMO
HP:公演ホームページ

20名限定!一般チケット4,500円 → 【指定席引換券】3,700円さらに2,200Pゲット!(9/6 17時45分更新)

※出演者扱いでのチケットのご購入はこちら。(カンフェティ特別価格チケットでは出演者扱いでの販売はございません)


詳細はこちら
「恋するアンチヒーロー」のチラシ画像
羽仁プロデュース
恋するアンチヒーロー


2018年9月6日 (木) 〜2018年9月17日 (月・祝)
劇場MOMO
HP:公演ホームページ

特典付きチケット5,000円/一般チケット4,500円
(全席指定・税込)

※特典は非売品衣裳ブロマイド※特典付きチケットは特典の有無のみ。座席区分はありません。

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