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OIL AGE OSAKA+TOKYO

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脂の乗った、脂ギッシュな俳優陣が大阪・東京で大暴れ!

タブロイド紙社に起こる奇跡が大好評を生んだ作品、上演!

日々、締め切りに追われる新進気鋭のタブロイド紙・サブウェイリポートを舞台に、予期せぬ来訪者、幽霊が訪れる。作・演出家である劇団6番シードの松本陽一による人気作『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』が大阪、東京の2都市で行われる。東京の俳優陣だけでなく、大阪で活躍している俳優陣も出演する、まさに脂ギッシュな公演となる。今回は松本、そして前作のOIL AGE作品にも出演していた宇田川美樹、椎名亜音の3名に語ってもらった。

PROFILE

松本 陽一(まつもと・よういち) のプロフィール画像

● 松本 陽一(まつもと・よういち)
1974年9月18日生まれ。広島県出身。97年、劇団6番シードに入団。01年、『ホテル・ニューパンプシャー206』で脚本・演出デビュー。07年より、劇団6番シードの代表となる。スピード感あふれるノンストップコメディを得意とし、これまで50作品以上の脚本・演出を担当。映像作品の脚本や、数多くの演劇ワークショップの開催など、多岐にわたった活動を展開している。

宇田川 美樹(うだがわ・みき)のプロフィール画像

● 宇田川 美樹(うだがわ・みき)
1975年3月4日生まれ。東京都出身。97年、劇団6番シードに入団。同年、『MUKAIYAMAザ・トラブル増すターズ』でデビュー。年齢性別関係なく圧倒的存在感で演じる看板女優。舞台出演作品は50作品を超え、自身が主催する演劇ユニット「UDA☆MAP」ではプロデューサーとしても活躍。

椎名 亜音(しいな・あのん) のプロフィール画像

● 椎名 亜音(しいな・あのん)
1982年9月19日生まれ。東京都出身。12歳から舞台出演を重ね、03年、劇団6番シードに入団。同年、『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』で劇団員としてのデビューを飾る。以降、劇団の中心メンバーのひとりとして活動するほか、16年は『Justice for』『何度もすみません』『ヅカヅカ☆ルネッサンス』など外部作品にも多数出演。

インタビュー写真

――― 東京と大阪の役者陣が舞台上でのぶつかり合いが見ることのできる企画「OIL AGE」。今回で3公演目になる本企画の成り立ちをまずは聞いた。

松本 「以前、僕と宇田川さんとかで、「オイルサーティーズ」という、脂の乗った30代を集めた作品を作ろうという企画を2回ほどやったんですよ。その後、この企画のプロデューサーから、脂の乗った役者を集める企画が面白いので、ぜひとも大阪でやりたいという言葉をきっかけにOIL AGEができました。第1回は大阪だけだったんですが、とても評判だったので、昨年『ミキシングレディオ』という作品を大阪・東京で行ったんです。」

椎名 「今回は、日頃、大阪で活躍されているキャストさんの数が多くて、我々も初めて共演する方もたくさんいるんですよ。」

松本 「どうやら「大阪の猛者がやってくるぞ…」と聞いております。前回は半々ぐらいなんですが、今回は大阪寄りな布陣ですね。」

――― 本作の『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』は劇団6番シードの代表作。初演は2003年に東京芸術劇場にて劇団の10周年記念公演として上演、再演は2010年に劇団としては初の東京・大阪公演であった。今回の脂の乗った役者陣とともにやるにはベストな作品だと松本は言う。

松本 「舞台は深夜のタブロイド紙社、だいたい夜中12時ぐらいが朝刊の入稿ポイントなんですが、その入稿ギリギリのせめぎ合いから物語から始まります。本作では記者だけでなく、実際に新聞社に存在する整理部という新聞のレイアウトする人と校閲部という文章をチェックする人たちのお話でもあります。リアリティを追求しながら、追っていた事件のヒントが出てきたりするので、ちょっとしたミステリー要素もあります。そして、幽霊たちとのヒューマンストーリーも複雑に絡み合っているので、見ごたえがあると思うんですよ。ノンストップコメディで最後にすごく泣ける話で、一見バラバラに思えることが、1つの新聞になるような爽快感がでる物語ですね。」

椎名 「実は、初演時がこの劇団での私のデビュー作だったんですよ。当時20歳でした(笑)」

インタビュー写真

宇田川「デビュー作が東京芸術劇場ってすごいね…」

松本 「その時の役名が今の芸名なんだよね。」

椎名 「そうなんですよ!そのときの役名が亜音で、数年後に芸名をその役名からもらいましたので思い出の作品です。」

宇田川「私は、なかなかしんどかった思い出があるんですよね。」

松本 「物語の中心となる秋森楓という役があるんですけど、当時は宇田川さんが演じていたんです。今回はその役を椎名が演じます。」

椎名 「松本作品で一番大変な役と呼ばれているんですよ、この役が。ついに、回ってきましたね。」

宇田川「世代交代ですよね。前回の『ミキシングレディオ』でも、過去に私が演じた役を椎名が演じたので、その時にうっすら「世代交代か…」と思っていたんですけどね。」

椎名 「秋森楓はその会社の新聞記者です。色んな記者がいる中で唯一の女性の新聞記者なのですが、走り回ったり、暴れまわったりするシーンが多いんですよ。当時20代の松本さんが書いた作品なので、ハチャメチャ感が残っていて、それを大人になった我々がどうやるのかが楽しみです。」

宇田川「私は整理部のデスクの日比野須美子という役です。紙面を最終管理する監督みたいな人です。どちらかというと、高いテンションの役を演じることが多かったんですけど、今回は落ち着いてて、できる人なので、私が演じたらどうなるのかなというワクワクと、そういう役がやれるようになってきたという嬉しさがあります。」

――― 今回の見所は東西の実力者たちのぶつかり合い。実際に、前作も大阪で活躍している役者ととのコラボを経験した3人に大阪の役者陣に関して語ってもらった。

椎名 「大阪の役者さんのエネルギーや独特の雰囲気がすごかったんですよ。コメディ作品だったので、絶対に笑いを取る!みたいな、こだわりもあって面白いんですよ。今回も東西のコラボで得られるものがたくさんあると思います。」

松本 「大阪の役者さんが約1ヶ月間、東京に来て稽古をするんですよ。半分ぐらい合宿みたいな生活ですよ。」

宇田川「みなさん、達者な方だったので、お互いの空気を掴んでくれて、とてもやりやすかったんですよね。あと、稽古場のテンションが高かったです。今回も出演する早川丈二さんが、前作では1週間ぐらい遅れて稽古に合流されたんですよ。稽古場に来た途端、外人みたいなテンションで(笑)でも、稽古を始めたら、パワーが凄くて驚きましたね。そういう方がいると、こっちも感化されます。みんな、脇から刀が見えるんですよ。いつでも、“チャリ”って構えている感じの雰囲気でした。」

松本 「脂の乗った方々が東西から出るので、代表戦戦のようにも見えるんですよね。でも、板の上でコラボしあっている感じは、すごく伝わるんですよ。それも楽しかったです。」

インタビュー写真

椎名 「あとは、東京の役者に比べて、大阪の人はお酒を飲みますよね。そこで初めて合う方々と交流やご挨拶ができて楽しかったんですよ。あとは、大阪の方々って大阪の小劇場界全体のことを考えているように思えたんですよ。劇場が閉まっていく中で、大阪でも小劇場人口が減ってきているらしくて、それをなんとか盛り上げたいって、みんなが考えているんです。」

松本 「続けて活動してらっしゃる方の意識やポテンシャルが高いんですよね。本当にそういう人たちのレベルは高いですよ、芝居も志しも。大阪のほうが劇団感が強いですね。あとは、みなさん、気遣いができる人が多いですし。視野が広いと思うんですよね。」

椎名 「例えば、今回も出演するKING&HEAVYの飯嶋松之助くんは若いんですが、本当に色々なことに気づける方なんですよ。大阪の役者ってすごいなって、ここで思いました。」

松本 「あとは、東西のタッグも楽しみです。新聞社の局長を早川さんが宇田川とのコンビで演じます。このコンビが楽しみで、OIL AGEでキャスティングをするなら、絶対に組ませたいなと思っていました。」

宇田川「気が合うので、楽しみですね。」

松本 「今回始めての大阪のキャストさんも多いです。また、ヒロインを演じるのが兵頭祐香さんという方で、どんな芝居をもってくるのか期待しています。新しいキャストさんなのにキャリアとか風格がしっかりされている方がきますので。」

椎名 「緒方普さんという方がいるのですが、噂ですごい人らしいんですよ。なんか“大阪の野良犬”って呼ばれているらしいんですよ。」
宇田川「なんか、それまたすごいね…(笑)」

――― 聞くだけでも個性的、しかしながら実力者が集う役者陣の共演。脂の乗った役者陣が散らす火花は東京と大阪を大いに盛り上げるだろう。

松本 「OIL AGEの正式なコピーは“脂の乗った、油ぎった、引火しそうな役者たち”なので、まさに油ぎって火がつきそうな感じがしますね。」

宇田川「負けられない舞台になりそうですね。」

椎名 「前回の『ミキシングレディオ』では東京の評判が大阪に飛び、大阪でもお客さんの口コミで連日満員に近い状態だったので、それに負けたくないなとも思っています。最新作が最高作になるように越えたいです。」

宇田川「今回の役は、しっかりと抑えながら職人みたいなお芝居ができたらいいなと思います。そんな宇田川を東京・大阪で見てもらえるように、大人な芝居をしたいです。」

松本 「このOIL AGE OSAKA+TOKYOという企画は、役者同士も東京大阪と絡み合って、面白い化学反応を起こします。東京の演劇界と大阪の演劇界が混ざり合う企画はなかなかないので、ぜひとも東京の方も大阪の方も見てもらいたいです。脂の乗った役者同士のぶつかり合いを楽しんでもらえればなと思います。」


(取材・文:熊谷洋幸/撮影:安藤史紘)

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公演情報

「ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー(シアターKASSAI)」のチラシ画像
OIL AGE OSAKA+TOKYO プロデュース
ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー(シアターKASSAI)


2017年6月14日 (水) 〜2017年6月18日 (日)
シアターKASSAI
HP:公演ホームページ

22名限定!4,000円(全席自由・税込) → 【整理番号引換券】3,300円さらに1,200Pゲット!さらに購入24時間以内にREC投稿で300Pゲット!(6/8 17時00分更新)
詳細はこちら
「ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー(シアターKASSAI)」のチラシ画像
OIL AGE OSAKA+TOKYO プロデュース
ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー(シアターKASSAI)


2017年6月14日 (水) 〜2017年6月18日 (日)
シアターKASSAI
HP:公演ホームページ

全席自由(前売):4,000円(税込)

詳細はこちら
「ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー(大阪市立芸術創造館)」のチラシ画像
OIL AGE OSAKA+TOKYO プロデュース
ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー(大阪市立芸術創造館)


2017年6月21日 (水) 〜2017年6月25日 (日)
大阪市立芸術創造館
HP:公演ホームページ

全席自由(前売):4,000円(税込)

詳細はこちら