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ヴィキングル・オラフソン

ヴィキングル・オラフソン

※本ページは、人物/団体の名前でWikipedia、Google画像、YouTube動画検索等を行い、その結果を自動的に取得・表示しています。

 

Wikipedia

ヴィキングル・オラフソン(V?kingur ?lafsson、1984年2月14日 - ) は、アイスランドのピアニスト。

略歴

ジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドのクラスでピアノを学ぶ。2008年卒業。ジュリアード・オーケストラ、アイスランド交響楽団などと共演。オックスフォード大学、レイキャヴィーク大学のマスタークラスで、ピアノを指導。

2016年2月、アイスランドの音楽フェスタ、Vinterfest(冬のフェスタ)のディレクターを務める。

2016年、名門ドイツグラモフォンと専属契約。以降、ほぼ毎年アルバムをリリースしている。また世界各地で演奏活動も活発に行なっている。日本にも4回来日し、リサイタルの他、バイオリンの庄司紗矢香との共演もある。2018年の初来日では庄司紗矢香のバイオリン、ヴラディーミル・アシュケナージ指揮のNHK交響楽団で、メンデルスゾーンの『ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための協奏曲』を演奏する。

リサイタルやデュオ、室内楽に加えてオーケストラとの共演も多く、モーツァルト、シューマン、ブラームス、ラヴェル、グリークなどの他、ジョン・クーリッジ・アダムス、Edmund Finnisなど現代作曲家の作品も好んで演奏している。

コロナ禍でコンサート中止がつづいた間も、BBC(英国放送協会)の「ラジオ4」で無観客ライヴを毎週行ない、100万人以上の人が毎回聴取した。

エピソード

ヴィキングルは音楽一家に育った。母親と父親はベルリンのUniversit?t der K?nste Berlinで、それぞれがピアノと作曲を学んでいたとき知り合った。母親からピアノを習っていた10歳の誕生日に、叔母から好きなCDをプレゼントすると言われ、「モーツァルトとウェーバーのクラリネット五重奏曲集」を選んだ。レイキャビックのメインストリートにあるレコード店でのことだった。当時、ヴィキングルはモーツァルトのピアノソナタを学んでいた。

母親と父親はどちらもエミール・ギレリスを崇拝しており、一家の伝説的人物だったという。しかしポリーニに関しては意見が分かれた。父親は好んで聴いたが、母親は演奏がやや客観的すぎると感じていた。息子のヴィキングルは父親の側に立ったが、母親の言うことも理解できたという。

12歳のとき、新聞配達をして貯めたお金で、カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の「ベートーヴェン全交響曲集」のボックスセットを買った。その頃、ヴィキングルはベートーヴェンのピアノソナタを学んでいた。母親は交響曲を聴くことは、ピアノソナタの理解に役立つと考えていたという。ヴィキングルは年代順に聴いていき、中でもハ長調の楽天的な第1番が最も気に入り、購入した1年間で100回は聴いたとblogに書いている。

ディスコグラフィ

  • 『Debut』 - Debut 2009年(自主レーベルDirrind?よりより)
  • 『ショパン ? バッハ』 - Chopin-Bach 2011年(自主レーベルDirrind?)
  • 『冬の旅』 - Winterreise 2012年(自主レーベルDirrind?より:アイスランドのバス歌手、クリスティン・シグムンドソンとの共演)

以下のアルバムはすべて、専属契約したドイツグラモフォンよりリリース *日本での販売はユニバーサルミュージック_(日本)

  • 『フィリップ・グラス ? ピアノ・ワークス』 - Philip Glass ? Piano Works 2017年
  • 『ヨハン・セバスチャン・バッハ』 Johann Sebastian Bach 2018年
  • 『ドビュッシー ? ラモー』 Debussy ? Rameau 2020年
  • 『モーツァアルト&コンテンポラリーズ』 Mozart & Contemporaries 2021年
  • 『フロム・アファー』 - From Afar 2022年10月

受賞歴

  • 英グラモフォン・マガジン 「アーティスト・オブ・ジ・イヤー」受賞 2019年
  • BBC Music Magazine 『ヨハン・セバスチャン・バッハ』で「Instrumental Album of the Year」受賞 2019年
  • ショック賞音楽部門を受賞 2022年

脚注


 
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