うわの空・藤志郎一座(うわのそらとうしろういちざ)は、日本の劇団である。1998年結成。上演される演劇は座長の村木藤志郎作によるオリジナル作品が主。
概要
- 1998年旗揚げ。劇団名の名付け親は、放送作家の高田文夫。
- 高田が大好きな喜劇集団”雲の上団五郎一座”から由来はきており、”雲の上”より高いところへ、という意味と、言葉が持つぼーっとしたのんきなイメージを、くだらない笑いに溢れた舞台に当てはめたダブルミーニング。
- 「東京の喜劇」を意識した、座長・村木藤志郎作によるオリジナル作品を上演し続けている。
- 台本がない『口立て』で作品を作っていくのが大きな特徴。役者に任せられたセリフ回しは余計な力が入らないリアルさを持ち、独特の空間を生み出している。劇団の舞台活動は、春と秋、年2回の本公演と、年4〜5回のお笑いライブ。東京中心に活動しているが、近年は名古屋、大阪、札幌でも本公演を行っている。
- 2004年ゴールデンイウーク紀伊国屋ホールに進出、以後ゴールデンウイークの紀伊国屋ホールはうわの空・藤志郎一座が公演を行っている
- 落語家の弟子を主役に寄席の楽屋を描いた作品『悲しみにてやんでい』が映画化。
- TOKYOてやんでぃ〜The StoryTeller's Apprentice〜というタイトルで2013年公開。ぴあ初日満足度ランキング1位(2013.2.23)(クレジットでは原作:うわの空・藤志郎一座、脚本:村木藤志郎・土田真巳・神田裕司)。
略歴
- 1998年、村木藤志郎、高橋奈緒美、島優子、土田真巳らのメンバーを中心に結成にされる。