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馬場あき子

馬場あき子

※本ページは、人物/団体の名前でWikipedia、Google画像、YouTube動画検索等を行い、その結果を自動的に取得・表示しています。

 

Wikipedia

馬場 あき子(ばば あきこ、1928年(昭和3年)1月28日 - )は、日本の歌人、評論家、能作家、教育者。勲等は旭日中綬章。かりん主宰、日本芸術院会員、文化功労者。本名は岩田 暁子(いわた あきこ)。かつての本名は馬場 暁子(ばば あきこ)。

小学生時代に韻文の面白さに目覚め、『古今集』や『平家物語』の韻律に強く心を揺さぶられた。1948年に昭和女子大国文科卒業後、中学、高校で教鞭をとった。

窪田章一郎に師事し、その主宰誌「まひる野」に入会。1977年、歌作と著述に専念するために教職を辞した。翌年には歌誌「かりん」を創刊。歴史の裏側に追いやられてきた、紡ぎ、包丁を持つことに象徴される「女手」の意味を掘り返し、そこに思想の根元と創作の動機を見据えようとした。歌集に、『早笛』(1955年)、『飛種』(1997年)など。能の舞手であり、その方面への造詣も深い。評論に『式子内親王』(1969年)、『鬼の研究』(1971年)などがある。

概要

歌人、および、文芸評論家で、短歌結社「かりん」を主宰する。朝日歌壇、岩手日報「日報文芸」、新潟日報読者文芸選者も務める。古典や能に対する造詣が深く、喜多実に入門、新作能の制作も行っている。また、『鬼の研究』など民俗学にも深い知識を持つ。日本芸術院会員に選任され、文化功労者として顕彰された。門下には梅内美華子、坂井修一、米川千嘉子、今野寿美、日高堯子、松村由利子、日置俊次など。

来歴

生い立ち

東京府出身、日本女子専門学校(現・昭和女子大学)国文科卒業。1947年(昭和22年)、「まひる野」に入会し、窪田章一郎に師事。喜多流宗家に入門。1948年(昭和23年)、この年より、東京都の中学・高校の教師を務める。

歌人として

1955年(昭和30年)、処女歌集『早笛』を刊行。古典、とりわけ能への造詣が深く独特な歌風を拓き、以後『地下にともる灯』(1959年)、『無限花序』(1969年)、『飛花抄』(1972年)を刊行。1959年(昭和34年)より翌年にかけて、教職員組合の婦人部長として、安保闘争のデモ等に参加。岸上大作らとの関わりを持つ。1971年(昭和46年)、評論『鬼の研究』を出版。1977年(昭和52年)、教員生活を終え「まひる野」を退会。歌誌『かりん』を創刊。以後、『朝日新聞』歌壇選者、NHK市民大学、NHKラジオ・テレビ趣味講座などで活躍。1998年(平成10年)、三一書房『馬場あき子全集』完結。

能作家として

1995年(平成7年)、新作能「晶子みだれ髪」を上演。1997年(平成9年)、新作能「額田王」を初演。2004年(平成16年)、新作能「小野浮船(おののうきふね)」を初演。2017年(平成29年)、新作能「利休」を上演。

家族・親族

夫は歌人の岩田正。


 
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