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PassCode(パスコード)は、日本の女性ラウドロックアイドルグループ。we-B studios所属。レーベルはUSMジャパンである。
音楽プロデューサーの平地孝次が大阪スクールオブミュージック専門学校を卒業後、大阪でメンバーを募って2013年2月に立ち上げた。幾度かのメンバーチェンジを経て2016年10月にメジャーデビューした。愛称は「パスコ」、ファンは「ハッカー」と呼ばれている。
PassCodeの楽曲はラウドロック(エレクトロニコア)、特にFear, and Loathing in Las Vegasなどに代表される「ピコリーモ」に分類されている。シャウトやオートチューンをかけたボーカルを用いて目まぐるしく変化する。PassCodeはライブの盛り上がりを重視し、ロックバンドとの対バンやロック・フェス参加に積極的。モッシュやクラウドサーフをする観客がよく現れる。
音楽プロデューサーの平地は結成当初のPassCodeに「すごくかわいらしい楽曲」(南菜生談)を歌わせた 。音楽を生業にするためだったのだが観客はほとんど集まらなかった。そこで平地は南の要望を受けてラウドロック(エレクトロニコア)を取り入れた楽曲「アスタリスク」を制作し、2014年2月に発表すると観客が増え始め「すごく曲を聴いてもらえた」(南談)。身長の小ささからシャウトを担当した今田夢菜は後に国内屈指の咆哮の持ち主と評価された。
平地や所属事務所の社長である法橋昂広(ほうきょう たかひろ)は自らのバンド「DayLight Season」でエレクトロニコアの楽曲を披露していた。PassCodeの人気曲の一つ「Club Kids Never Die」も元々はDayLight Seasonのものだった。平地はELLEGARDENやPerfumeなどの好きな曲の要素を用いて楽曲を制作していくうちにエレクトロニコアに行き着いた。
当初はメンバー自身などで振付をしていたが、メジャー1stシングル「MISS UNLIMITED」以降ELEVENPLAYのKOHMENが振付を担っている。『VIRTUAL TOUR 2016』ファイナル公演以降、サポートバンドの生演奏になった。南はバンドメンバーを含めて「チームPassCode」と呼んでいる。MY FIRST STORYのドラマーKid'zがレコーディング、ライブに参加している。
?嶋政宏は「21世紀のアイドルと近代プログレとのミラクルなドッキング。時折出てくるリフはオーファンド・ランドかスティーヴン・ウィルソンかと思うほどのクオリティーの高さ。激タイトなサウンドにアンドロイドヴォイス。これはチケット取れなくなるで〜」と語った。
『SUMMER SONIC 2015 IDOL SONIC』に出場の際、ブッキングを担当する柴田悠哉は「PassCodeはFear, and Loathing in Las Vegasとかのメタルに共振するような音楽をやっていて、面白いのではないかと。BABYMETALの次の存在になりうる」と述べた。『SUMMER SONIC 2015』ではSIDE SHOWとして、『SUMMER SONIC 2017』ではオープニングアクトとしての出演であったが、『SUMMER SONIC 2018』では東京・大阪共にメインアクトとなった。
YouTuberのセゴリータ三世は自身の動画で「楽曲のレベルが非常に高く、全国のバンドマンは危機感を覚えるレベル」と語った。この動画を機にPassCodeのメンバーがセゴリータ三世の動画に出演することになり、加えて9thシングル「STARRY SKY」初回盤収録の「Music Video Behind The Scenes」ではセゴリータ三世自身が撮影、インタビュー、編集などを担い、ユニバーサルミュージックの作品に携わることとなった。