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松居 大悟(まつい だいご、1985年11月2日 - )は、日本の映画監督、男性脚本家、演出家、俳優。
福岡県北九州市若松区生まれ、福岡市育ち。母は、主に九州で活動するコラムニストのトコ。福岡海星女子学院附属小学校、久留米大学附設中学校・高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業。なお、家族は全員慶應義塾大学出身である(父:商学部、母:法学部、兄:経済学部)。
小さい頃は一人遊びが好きで、幼稚園から小学校低学年までぬいぐるみを好んでいた。ぬいぐるみ遊びから卒業すると『ドラえもん』などの藤子・F・不二雄の作品を読み、自由帳に落書きを始めた。中学1年生の時に両親が離婚し、不登校を経験。漫画家を志し、描いた漫画を出版社に持ち込むが「こういうのは芸人さんがテレビでやってるから漫画でやる必要はないよね」と言われてしまう。漫画家を諦めて、後にアニメーターとなる谷口崇とコンビを結成し、M-1グランプリに第2回から連続で出場する。
慶應義塾大学入学と同時に演劇サークル創像工房 in front of.に入団。1年先輩の上田航平(現在はお笑いコンビ「ゾフィー」メンバー)のもとについて演劇を学ぶ。2006年に団体内において劇団ゴジゲンを結成し、ヨーロッパ企画の上田誠の演出を手伝った後に、2008年4月に独立。全公演の作・演出・出演を手掛ける。
2009年夏のNHK『ふたつのスピカ』でNHKの連続ドラマ脚本では最年少記録として、ドラマ脚本家デビュー。2012年2月、映画監督デビュー作となる『アフロ田中』が公開。本作の主人公同様、自身も天然パーマ。クリープハイプのメジャーデビュー以降のビデオクリップを手掛けている。
2015年11月、第7回TAMA映画賞(第25回映画祭TAMA CINEMA FORUM)で最優秀新進監督賞を受賞(本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰)受賞対象作『私たちのハァハァ』『ワンダフルワールドエンド』。