柳家三三×読売日本交響楽団

僕をオトナにしたクラシック

柳家三三のプロフィール写真 (C)Renji Tachibana

●柳家三三(やなぎや・さんざ)/1993年柳家小三治に入門。2006年、真打昇進。落語界の次世代を担うエース。常に進化し続ける本格派の落語家。

更新日:2017年6月5日(月)

今月の名曲:
ベートーヴェン『 交響曲 第7番』 もう、テンション上がりっぱなし!

 ホールに足を運んでコンサートを楽しむ機会はなるべく多く持ちたいのですが、私自身もお客様の前でおしゃべりするという職業柄、行きたい公演と自分の仕事が重なって泣く泣くあきらめることがしばしばあります。ですから「このオーケストラを聞きたい」と思ったら曲目ではなく日程が最優先。当日、客席に座ってプログラムを広げ、初めて曲目を知るなんてことも。
 そんなとき『ベートーヴェン 交響曲 第七番』の文字が目に飛び込んできたら、いやが応でもテンションが上がります。
 「立派」とか「偉大」というなら、ベートーヴェンの交響曲にも三・五・九番をはじめ、名曲が揃っています。けれども気分が落ち込んでいる、ふさいでいるなんてときに「運命」や「第九」……ちょっと重いですよね。そこへゆくとこの「七番」はどんな気分のときにも心にしみ入ってくるような気がします。第一楽章の序奏が終わり、軽やかに主題が始まると心の中で「待ってました」と声を掛けたくなります。厳粛かつ透き通るような美しさの第二楽章、ワクワクする期待感を高めてくれる第三楽章を経て熱狂的なフィナーレ!音楽を聞く喜びをこんなに満喫できる曲もそうはないんじゃないかなぁ。
 読響さんのコンサートでそんな気持ちを味わえたら幸せですよね、皆さん。

この曲を落語に例えると…
古今亭志ん朝 『 明烏』

そのココロは!

――名作「明烏」といえば昭和の名人・八代目桂文楽師匠の代名詞ですが、
残された音源でこの曲に例えるにふさわしい「華」を味わえるのは志ん朝師匠かも。
王道でありながらあふれる色気と華やぎ――ぴったりです!

華麗なる《ベートーヴェン 第7番》

読売日本交響楽団
第570回定期演奏会


2017年7月12日 (水)
東京芸術劇場 コンサートホール(大ホール)
HP:公演ホームページ

S席:7,500円
A席:6,500円
(全席指定・税込)

詳細はコチラ

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