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劇団6番シード

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劇団6番シードとボブジャックシアターの化学反応!

謝罪会見の裏側で起こるコメディに挑戦!

ノンストップコメディを売りにしている劇団6番シード(通称6C)。その6Cが6月に挑む番外公演は、これまで行ってこなかった外部演出家を招いての公演である。その演出家とは、『おもしろ切ない』をテーマとしているボブジャックシアターの扇田賢。2つの団体のコラボ作品とも言える本作について、今想うこと、作品の構想を扇田、そして6Cの劇団員の小沢和之、土屋兼久、藤堂瞬に語ってもらった。

PROFILE

扇田 賢(おおぎた・さとし)のプロフィール画像

● 扇田 賢(おおぎた・さとし)
5月23日生まれ。2002年、脚本家の守山カオリと共に劇団Bobjack Theaterを立ち上げる。演出家として活動中で、近年は多数の外部プロデュース公演に演出家として参加している。主な演出作品として、舞台『ラズベリーボーイ』等がある。

小沢 和之(おざわ・かずゆき) のプロフィール画像

● 小沢 和之(おざわ・かずゆき)
1969年6月18日生まれ。大阪府出身。99年、劇団6番シードに入団。00年、『傷心館の幽霊』でデビュー。舞台だけでなく声優としても活躍中。映画、アニメ、ナレーションなどの出演作品が多数ある。

土屋 兼久(つちや・かねひさ) のプロフィール画像

● 土屋 兼久(つちや・かねひさ)
1981年2月16日生まれ。東京都出身。02年、劇団6番シードに入団。03年、『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』でデビュー。これまで数多くの作品で主演を演じながら近年では、独特な世界観の演技も高い評価を受ける。劇団公演以外にも精力的に出演し、ナレーターとしても活躍中。

藤堂 瞬(とうどう・しゅん) のプロフィール画像

● 藤堂 瞬(とうどう・しゅん)
1982年7月23日生まれ。千葉県出身。08年、『賊』で劇団6番シードに初参加。09年、正式に入団する。以降、劇団本公演に出演するほか、『ルルドの森』『ヨミガエラセ屋』『ヅカヅカ☆ルネッサンス』に出演するなど外部作品でも存在感を見せている。

インタビュー写真

――― 今までありそうで、実はなかった外部演出家を招いての公演。まずは、演出の扇田に6Cとの接点を聞いてみた。

扇田「舞台上で皆さんの演技をたくさん見ているのですが、実は皆さんと一緒にお芝居を作るのは初めてなんですよ。」

小沢「僕自身は、別現場で扇田さんがゲスト出演で会ったことはあるんですが、その時は絡みがなかったんですよね。」

扇田「本当に接点がなかったんです(笑)ただ、制作スタッフの島崎(本公演のプロデューサー)さんと一緒になる事が多くて、そのご縁で成り立った話なんですよ。雑談程度にこの公演について話を聞いて、「やりますよ」って軽いノリで答えたんですが(笑)」

土屋「我々6Cは松本陽一が毎回作・演出をやるので、違う演出家を招くこと自体が初めてなんですよ。松本の作品を他の方が演出するのも本当に珍しいですね。」

扇田「実は、松本さんの作品を演出していることがあるんですよ。ただそれは、イベントでやったものなので、長編は今回が初めてなんです。良く出来た脚本なので、演出して行き着いた答えは、松本さんの脚本は、松本さんが演出するのが一番面白くなるということ(笑)そのおかげで、逆にプレッシャーがなくなったんですよ。今回も松本さんのやり方では敵わないので、僕なりのやり方で行こうと思っています。
 あとは、今年の目標が色んな役者さんとお芝居を一緒に作りたいということなんですよ。非常に刺激になりますし、知らない人たちとコラボすることによって、磨かれる部分が絶対にあるので、非常に楽しみな企画です。」

藤堂「僕もちょうど同じような考えを持っていて、一緒にお芝居を作ったことがない方と作りたいなと思っていたんですよ。扇田さんと初めて一緒に芝居を作れるので、すごい楽しみでしょうがないですね。演出が違うだけで作品は大きく変わるので、そこも楽しみです。」

土屋「松本さんが書いている作品にはこういう風に読むんだろうなというのがあるんですが、その読み方をすると扇田さんに何か言われそうなので、読み合わせの時は棒読みで言おうかと(笑)今回の作品では、ゆっくり作りたいなと思います。時間もしっかりとあるので、扇田さんや共演者の皆さんと、「あーしよう、こーしよう」という時間があると良いなと思っています。ボブジャックシアターさんの役者さんがどういう風なお芝居をされるのか興味があるので、良い意味で喧嘩していこうかなと思います。」

扇田「うちの劇団員は、なかなかキワモノが揃っていますよ。」

小沢「実は、「ボブジャックシアターの役者さん、すごいですよ!期待していてください!」って6Cを見てくれたお客様から言われるんですよ。そういう意味でも、期待しています。」

土屋「セントラル・リーグとパシフィック・リーグのオールスター戦みたいな感じですね。」



インタビュー写真

――― 6Cとボブジャックシアターの出演団員の比率は約半々。お互いの劇団や出演者の印象についても話してもらった。

扇田「6Cさんとボブジャックの歩んできた道や路線が全然違うんですよ。でも、作品のイメージや演出のやり方とかを見ると、共鳴する面白さのポイントがあるんですよ。役者も感動のポイントは違っても面白いポイントが似ているので、付き合うのもうまくいくのかなとも思います。今回のメンバーですと、まず小沢さんが面白いですよね、笑かす気がないと思うのに面白いんですよ。」

土屋「我々、劇団員はそれが面白くて迷惑をかけているんですよ。」

小沢「笑かす気がないのに(笑)逆に、扇田さんの第一印象はものすごく物腰が低いんですよ。そのギャップがあって、魅力的だなと思っています。前回の『ごめんなさいが言えない人々』では裏方で入っていたので、その時の作品のイメージが残っているんですよ。なので、良いところは良いとこ取りをしたいなと思っていますし、せっかく扇田さんの演出を受けられるので、扇田さんの良いところも出せるようにしたいです。それがコラボの意味合いかなと思います。」

扇田「土屋さんは舞台を観た時に衝撃的だったんですよ。声がしっかりと聞き取りやすくて、圧が強いんですよ。藤堂さんは掴みどころが無いんですよね。ちょっと柔らかめのポジションなのかなって思います。」

藤堂「6Cでは、あまり同じような役をやらないことが多いですからね。」

土屋「今回の出演メンバーを見ると、エリザベス・マリーさんや松田実里さんは6Cの舞台に出演してもらったり、佐藤沙予さんも元々6C所属だったり、大津隆斗くんは第1回目の番外編公演に出演してもらっています。でも、こういうコラボするということは本当に珍しいことなんですよ。」

扇田「民本しょうこも6C内のユニットの作品には出ていますからね。ちょっと僕、アウェーかもですね(笑)」

藤堂「僕らも、6Cの番外編公演ではあるもののホーム感はあまりないので、良い意味でコラボで揃ったメンバーだと思います。」

扇田「以前、松本さんが演出をされていたアリスインプロジェクトさんの『アリスイン デッドリースクール』を松本さんに変わって3回目の公演から演出をしたんですけど、まあプレッシャーが半端なかったんですよ!周りからは「どう変えてくるか、楽しみです!」なんて言われていたので、「自由にやらせてくれ!」って(笑)でも、すごく光栄なことなんですよ、松本さんの脚本で、普段松本さんと一緒にお芝居を作っている役者さんと一緒に作れるというのが、プレッシャーでもあり、楽しみでもあるんです。」


インタビュー写真

――― 前作の番外公演『テンリロ☆インディアン』では、あまり見られないセット美術に驚かされたお客さんも多かった。今回も番外編公演ということで、セットにこだわりをもたせ、想像を掻き立てさせるようにもなっている。

扇田「色々と制約やこだわりがあるからこそ燃えますね。実は、あまりコメディの演出をしたことがないんですよ。さらに、今回の作品はコメディとして演出しなくても、作品としては成り立ってしまうんですよ。松本さんの作品自体、コメディに見せて、何かそこに人間物語が描かれていますので。1回上演した作品や演出の仕方を知っている方の作品をやるというのは、どうしてもイメージや意図を追いがちなので、バランスを取りつつ、自分のテイストも入れたら良いなと考えています。」

小沢「前回のバージョンは女性がメインだったんですが、今回、男性がいっぱい入ってくるので、そのあたりも大きく変わっていきますね。脚本もリライト予定なので、どうなるか楽しみです。」

扇田「一緒にやれる方々が、「面白いな」と思っていた方々なので安心です。実は、演出をするにあたって、自分の考えていることとかって、あまり信頼していないんですよ。なので、役者さんに考えてほしいとお願いする部分もあるんですよ。皆さんの発想とかを作品の中に入れ込められればいいなと思っています。」

インタビュー写真

――― 6Cとボブジャックシアターによる化学反応が大きく見える公演。謝罪会見コメディと謳う本作が、どうやって描かれるのか、ぜひとも劇場で確かめてほしい。

藤堂「脚本の松本さんが観た時に、「これは思いつかなかった、自分でできない面白さがある」と言うような作品になったら良いなと思います。僕自身も新しい自分が出ていると言われるような仕上がりになったら良いなと思います。」

土屋「6C×ボブジャックシアターで、さらに2団体の馴染み深いキャスト陣、面白いセット、松本らしさがあって、ボブジャックシアターの良さもある公演になると思いますので、僕も楽しんで、皆さんも楽しませられればいいなと思っています。」

小沢「お芝居を通じて、見てくださったお客様が元気になって欲しいんですよ。今回も初めて共演する方もいるので、色んなものをひっくるめて自分の中できっちり消化して、見てくださるお客様が元気になるような作品になればいいなと思います。」

扇田「皆さんの新しい面を見せられて、良い化学反応を起こせたら良いなと思います。このメンバーなら絶対に面白いものになると自信はあるので、みんなの知恵を絞って吸収しつつ、松本さんの持つ世界観をうまく出し、贅沢に面白いと思ってもらえるようにしたいです。」


(取材・文:熊谷洋幸/撮影:安藤史紘)


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公演情報

「ごめんなさいが言えない人々」のチラシ画像
劇団6番シード
ごめんなさいが言えない人々


2017年6月7日 (水) 〜2017年6月11日 (日)
シアターKASSAI
HP:公演ホームページ

22名限定!4,000円(全席自由・整理番号付き・税込) → 【整理番号引換券】3,300円 さらに200Pゲット!さらに購入24時間以内にREC投稿で100Pゲット!(5/25 17時40分更新)
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「ごめんなさいが言えない人々」のチラシ画像
劇団6番シード
ごめんなさいが言えない人々


2017年6月7日 (水) 〜2017年6月11日 (日)
シアターKASSAI
HP:公演ホームページ

全席自由(前売):4,000円(税込)

詳細はこちら
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