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上原多香子・コウカズヤ・藤馬ゆうや

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上原多香子をゲストに迎えたBuzzFestTheater第5回公演

沖縄料理屋を舞台に我が子を授かった女と生き続けようとする男を描く

元超新塾のコウカズヤ(作・演出)や、俳優の藤馬ゆうや(代表)らが所属する6人組演劇ユニットBuzzFestTheaterの第5回作品では、上原多香子をヒロインに迎え、「夫婦」の当たり前の日常からスタートし、そこから変わりゆく日々を描く。この舞台にて夫婦役を演じる、藤馬ゆうや、上原多香子、そして作・演出のコウカズヤにこの公演に至った経緯や、この舞台にかける意気込みを語ってもらった。

PROFILE

上原多香子(うえはら・たかこ)のプロフィール画像

● 上原多香子(うえはら・たかこ)
1983年生まれ。沖縄県出身。1996年にSPEEDのメンバーとしてデビュー。99年に映画『ドリームメーカー』で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。ブロードウェイ・ミュージカル『ウェディング・シンガー』(2008.2011)、舞台タクフェス『夕-ゆう-』(2014)、『くちづけ』(2015)、『TARO URASHIMA』(2016)などに出演。

コウカズヤ(こう・かずや)のプロフィール画像

● コウカズヤ(こう・かずや)
1977年6月10日生まれ、大阪府出身。1997年にお笑い芸人としてデビュー。超新塾のドラゴン高山として10年間活動し、2011年に芸人活動をドロップアウト。数作の舞台出演を経て、2012年に万本桜企画公演『やめらんねぇ』で初めて脚本・演出を手がける。

藤馬ゆうや(とうま・ゆうや)のプロフィール画像

● 藤馬ゆうや(とうま・ゆうや)
1977年1月25日生まれ、長崎県出身。26歳から俳優の道を目指し、TV・映画などで活動後、2009年に美輪明宏演出『毛皮のマリー』で舞台デビュー。同じく美輪演出の『葵上・卒塔婆小町』(2010年)、『椿姫』(2012年)や、数々の小劇場作品に出演。

インタビュー写真

――― 上原さんの出演は、どういういきさつだったのでしょうか?

上原「去年、BuzzFestTheaterの作品を観せていただいて、いろいろ感じるところがたくさんあったんです。それで、終わったあとに皆さんとお話させていただいたことがきっかけなんです」

藤馬「もともと、BuzzFestTheater の前身のTeamBuzzでやっていた『わしゆん!』というお芝居が沖縄のことを描いた作品だったんですね。このお芝居は、再演したいと思ってるんですが、そのときは、沖縄にゆかりのある人をヒロインにしたいねという話があって。そんな話の中で、まったく面識はないけれど、上原さんに出てほしいなと漠然と考えていたんです。もちろん、そのときは絶対に無理だろうけど…と思っていましたけど」

コウ「それで昨年、上原さんがお芝居を観に来てくれることになり、お話したときに、『舞台どうでした?』『最近は上原さんも舞台やられてるんですね』『わしゆん!っていう舞台があるんですけど、いつか出てくださいよ』なんて会話したら、『やりたいです』と上原さんから返ってきまして。最初は半信半疑だったんで、これは今後の目標にしようと思ってたんですけど、藤馬っていうのは、僕にはない、いい意味でイタいところのあるやつなんで……(笑)」

藤馬「言い方!」

コウ「僕にはない、スピード感があるというか(笑)。彼が今後の目標にしないで、すぐに実際の交渉をしてくれたことで、今回の公演につながりました」

上原「けっこう早い段階でお話をいただいたので、そのスピード感に私も導かれたというか。普通だったら、『いつかやりましょう』で終わることもあるけど、本当に話がきて、具体的なスケジュールと照らし合わせながら、順序良くものごとが進んでいきました」

藤馬「ひとつの光だったのは、上原さん自身がやりたいって言ってくれていることでした。だから、これはどうにかして実現したいと強く思ったんですよ」

上原「私自身も、ゼロから一つ一つ進んでいくという経験をするのも初めてで、それもうれしかったんです。私の気持ちを知って、会社も前向きに検討してくれて。ここまでの三か月はあっという間でしたが、後は一つ一つ大事に作っていかないと」


インタビュー写真

――― 役や脚本を読んでの感想についても教えてください。上原さんと藤馬さんは、夫婦役を演じるんですよね。

上原「舞台は東京にある沖縄料理屋なんですけど、そこに暮らす恵美という役を演じます。沖縄って、ひとり出会ったらみんなきょうだい、みたいな感じがあって、温かみがあって、そこが大好きなんですけど、この沖縄料理屋さんにも、そういう空気があるんです。去年観に行かせていただいた舞台も、大阪の話だったんですけど、舞台が始まると、その世界にどっぷり入りこめたので、今回もそういう空気になる作品になるんじゃないかなと思います。私の役は、まだこれから作っていく段階なんですが、今までやったことのないキャラクターで、でも私の中にあるものを、乗せていくことができればいいなと思っています」

藤馬「僕は 恵美の夫、光央を演じるのですが、夫婦という関係性をどう上手く表現できるかが勝負だと思っています。夫婦ってなんか特別な意思疎通が自然と出来てると思うんですよ。その夫婦の日常の感じを上手く板の上で表現が出来たらなと思っています。今回はそんな2人に夫婦の形を問う出来事が起こるんですが、それを乗り越えて行くさまに、夫婦のリアリティを見せられたらなと思います」

――― コウさんはこの物語を書く上で、どんなことを考えましたか?

コウ「上原さんをヒロインに迎えるとして、観た人の感想が『上原さんかわいかったね』というだけになるのは嫌だったんですよ。だから、上原さんにも、藤馬にも、役者としてちゃんと苦しんでしんどい思いもして、成長してもらえるものが描きたいと思いました。それは僕だって一緒で、この舞台で何か超えられたら、今まで以上の評価が得られるはずだから、不安半分、ワクワク半分なんです」


インタビュー写真

――― 最後に、劇場に観にいらっしゃるお客様に向けて一言お願いします。

上原「私にとっても挑戦になる、経験になる作品です。お芝居って生もので、どんなに稽古をして作っていっても、お客さんが変われば、毎日違うものになります。舞台の上で生きている人たちのライブ感を感じてもらえたらうれしいです」

藤馬「今回のキャストの皆さん、ただお仕事だから来ているって人はひとりもいないと思ってまして。例えば、『地球が滅亡の危機に際して、あなたは地球を救う人として選ばれました。でも命の危険もありますけど、どうしますか?』って言われて、考えた末に『はい』って答えた、それくらいの気迫のある人だけが集まっているような。やる気と覚悟を持って参加した人たちとやる舞台だから、ものすごいパワーが集まっていると思います。そのパワーは観に来てもらわないと伝わらないし、観に来て頂けないと度肝を抜かすこともできないので、ぜひ足を運んでいただきたいです」

コウ「藤馬が言ったことと重なるんですけど、僕らの劇団がどんな世界であるかをわかった上で、出ていただいている人が本当に多いんです。そして、そんな出演者の方と前回を超えるものを作っていけたらと思います。僕の作るお芝居は、ありふれたところから始まる、ドキュメンタリーのようなものを目指しています。日曜のお昼にやっている『ザ・ノンフィクション』を見たときのような気持ちに、舞台を観た人にもなってほしいと思ってるんです。リアルな感情を、そこに生きている人を、見せられたらと思います」


(取材・文&撮影:西森路代)


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公演情報

「光と影からの恵み」のチラシ画像
BuzzFestTheater
光と影からの恵み


2017年4月26日 (水) 〜2017年4月30日 (日)
萬劇場
HP:公演ホームページ

22名限定!指定席4,300円 → 【指定席引換券】3,700円さらに2,200Pゲット!さらに購入24時間以内にREC投稿で500Pゲット!(4/27 16時45分更新)
詳細はこちら
「光と影からの恵み」のチラシ画像
BuzzFestTheater
光と影からの恵み


2017年4月26日 (水) 〜2017年4月30日 (日)
萬劇場
HP:公演ホームページ

全席指定(前方席B〜F列・前売):4,300円
全席指定(後方席G〜M列・前売):4,300円
全席指定(最前列指定席・前売):4,800円
全席指定(前方席B〜F列・初回割・前売):3,800円
全席指定(後方席G〜M列・初回割・前売):3,800円
全席指定(最前列指定席・初回割・前売):4,300円(税込)

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