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The Red Moon Night 〜月が飛ぶ夜〜

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ダメ男と6人の彼女が繰り広げるラブコメディ!

10億円ジュエリー盗難事件に巻き込まれたその真相とは…?

 稼いだ金を全て飲み代に変えてしまう、ダメ男なゴーストライター・モヤシ。6人の 彼女と刹那的に幸せな生活を送っていたが、ある日10億円のジュエリー盗難事件に巻き 込まれてしまう…。そんな本作の主人公モヤシ〞を演じる竹田亮ほか、岸本卓也、内藤秀一郎、井坂仁美、伊ア央登に舞台前の心境を聞いた。

PROFILE

竹田亮(たけだ・りょう)のプロフィール画像

● 竹田亮(たけだ・りょう)
1990年4月17日生まれ。沖縄県出身。俳優として、NHK『ある日、アヒルバス』、映画『風媒花』、舞台『Earth Rise 世界の始まりに君に逢いにいく』などに出演。沖縄の伝統芸能を用いた演舞を披露するパフォーマーユニット1MAとしても活動。

岸本卓也(きしもと・たくや)のプロフィール画像

● 岸本卓也(きしもと・たくや)
1985年5月7日生まれ。兵庫県出身。モデルとして活動後、2011年にミュージカル『テニスの王子様』で本格的デビュー。主な出演作に舞台『戦国無双』、『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』、映画『FALLING SLOWLY』などがある。

内藤秀一郎(ないとう・しゅういちろう)のプロフィール画像

● 内藤秀一郎(ないとう・しゅういちろう)
1996年5月14日生まれ。埼玉県出身。2015年から雑誌「ストリートジャック」の専属モデルに。俳優としても、2015年にSOLIDSTARプロデュース vol.5『負けんな漫研!』で初舞台に立ち、本作が舞台二作目となる。

井坂仁美(いさか・ひとみ)のプロフィール画像

● 井坂仁美(いさか・ひとみ)
1992年2月27日生まれ。神奈川県出身。仮面ライダーシリーズ40周年を記念して結成されたアイドルユニット“仮面ライダーGIRLS”の仮面ライダーオーズ担当としてデビュー。同グループのリーダーとして活動している。

伊ア央登(いざき・ひさと)のプロフィール画像

● 伊ア央登(いざき・ひさと)
1984年5月17 日生まれ。大阪府出身。第13 回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞。俳優として『クローズZERO』シリーズなど話題作に出演。近年は音楽活動や舞台にも数多く出演し、さらには自ら舞台プロデュースなども行っている。

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――― まず、それぞれの役について教えてください。

竹田「今まで僕は女性を守る役柄が多かったのですが、主人公の“モヤシ”は詩作をライフワークとするゴーストライターで、どうしようもないクズなダメ男。お酒と女性が大好きなプレイボーイなんです。」

伊ア「うらやましいから、稽古中、ずっと舌打ちしてるかも……。でも、プライベートは絶対俺のほうがモテるからな!(笑)。今回僕は、普段は演じない役柄で真面目な私立探偵のハヤシ〞を演じます。いつもは『殺すぞ!』みたいな物騒なセリフが飛び出すような怖い人物の役が多かったので、僕も新鮮です」

岸本「僕はモヤシの幼馴染で、ギャンブラーのカラシ〞という役で出演します。プチクズ役です(笑)。台本には『なぜか強いカラシ』と書いてありました。普段は、中学生から40歳まで幅広く演じてますが、今回はどんなキャラクターになるのか楽しみです」

内藤「僕は、六角〞という役。モヤシとカラシの友人役です。友人なんですけど六角はクズ男ではないのでしっかり台本を読み込んでイメージを作り上げていきたいですね」

井坂「私は、モテモテのモヤシに唯一なびかないヒロインマリア〞を演じます。たくさんある女性キャラクターの中でもヒロインという重責を担うので一生懸命頑張ります。」


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――― 井坂さんは今回が初舞台とあって、不安なことなどはありますか?

井坂「普段はライブ活動をしているので舞台に立つこと自体に不安はありませんが、舞台には台本がありますよね。そのライブとの唯一の違いが不安でもあり、逆に新鮮なので楽しみでもあります」

――― 井坂さんの初舞台にちなんで、みなさんの初めての舞台の想い出を教えてください。

内藤「僕が初舞台で演じたのは、アイドルオタクの役でした。とにかく大きな声を出すだけでも精一杯だったので、今回はもっとお芝居に触れて、ステップアップしたいです」

伊ア「僕もアイドルとして歌とダンスをやってきたけど、初舞台で歌わずに踊ったらすごく疲れてびっくりしたな。実は歌いながら踊る方がしんどくないんだよね」

一同「へぇー!(驚)」

伊ア「みんなそうかは知らないんだけど、僕はそうだな」

岸本「僕の初舞台はスペースゼロだったんですけど、客席の大きさによって、どれくらいの声を出したらいいのかわからなくて、大きな声を出しすぎて、千秋楽で声をつぶしてしまいましたね。会場のキャパとか大きさによって、マイクをつけるかどうかがぎりぎりのところだったんです。今だったらフットマイクに向かってしゃべるということもできるけれど、その時はそういうことも分からなくて……。でも、それ以来、のどは強くなりましたし、この前、スペースゼロの舞台に立ったときは、自分でも“成長したなぁ”と実感しました」

竹田「初舞台の経験が今に繋がっているんですよね。僕は初舞台が若々しい青年の役だったので、演出上、高い声を出して芝居をしていたんです。けど、お客さんからキンキンうるさいってお言葉を頂いてしまって。どうしたらいいんだろうと悩んでいた時に演出家さんから『舞台の評価が良い時は俳優のおかげ、評価が悪いのは演出家のせいだからドンと構えろ。芝居は間違ってないよ!』って勇気づけられて安心したのを覚えていて、今でも心に留めて、お言葉を頂いたら落ち込まず、ポジティブに演出家さんに相談出来てます。」

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――― 役者さんのプロの仕事が垣間見れたようで勉強になりました。この舞台は、竹田さん演じるモヤシと6人の女性たちとの関係性も描かれるわけですが、その部分や、それ以外にも注目してほしい部分はありますか?

内藤「前回の舞台で演じたキャラクターとはまったく違う役に挑戦するので、そのギャップを見てほしいです。あっ、似ているところもあるかも。普段の僕に精通するところもあるかも。(笑)先輩たちからたくさん教えてもらいます!」

井坂「マリアは警察官の役で、拳銃を持っていたりもするし、モヤシを助けることもある強い女性です。強さと闇を抱えた部分が、私がアイドルグループとして活動している“仮面ライダー”にも共通すると思う。特撮ファンの方にも楽しんでもらいたいです」

岸本「エロスの部分も注目ですけど、テンポのいい会話劇の側面にも注目です。もちろん、ダンスやアクションもありますが、俳優としてひさびさに会話劇にがっつり取り組むので楽しみ。そこも期待してほしいです」

伊ア「実は僕、出演者の中で最年長なのはけっこう珍しいんですよ。でも、率先して僕が大人の雰囲気を出せればと。なんなら僕はTバック履いて、大人のエロスを中からにじませます(笑)」

岸本「そんなシーンないですよ!」

伊ア「アダルトチームでセクシーを醸し出しましょう(笑)」

内藤「僕も先輩たちからアダルトな部分を吸収したいです(笑)」

竹田「そこはいいよ!(笑)モヤシはレオナルド・ディカプリオさんが出演された映画の役のイメージも入っていると聞いたので、ギラギラした“男の欲望”をエンタメとしてお見せします!作・演出の中井さんが好きなお洒落な表現を皆さんにお届けしますね。そして、モヤシが愛されるダメ男になれる程度に、欲望を曝け出して演じたいと思います!総勢27名のキャストでお届けするラブストーリー。是非劇場でご覧ください!」


(取材・文:西森路代 撮影:岩田えり)


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