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野村 太一郎(のむら たいちろう、1990年5月24日 - )は、日本の狂言方和泉流能楽師、俳優。贈八世野村万蔵(五世野村万之丞)の長男、祖父は野村萬(七世野村万蔵、人間国宝、日本芸術院院長、日本芸能実演家団体協議会会長)。叔父は九世野村万蔵。
東京都豊島区出身。身長174cm。青山学院大学非常勤講師。「野村太一郎狂言の会」主宰、「MUGEN能」同人。「NEOLD能楽堂」監修。
父の死後は祖父の野村萬(七世万蔵)と叔父の九世野村万蔵に師事したのち、2017年に父の従弟・二世野村萬斎に師事を替える(現在も萬斎に師事)。吉本興業所属。
1990年(平成2年)5月24日、野村耕介(当時)の長男として生まれる。1993年に3歳で「靭猿」にて初舞台を踏む。
2004年6月に14歳で父を亡くした後は祖父・萬と叔父・九世万蔵の元で狂言方の修行に励む。祖父と叔父の指導の下「三番叟」や「釣狐」など大曲を披く。
2017年、父が設立した「萬狂言」を離れ、父の従弟・野村萬斎に師事する。
また、近年は父が遺した「楽劇大田楽」など所謂「楽劇作品」の演出・復興に力を注ぐ一方で、TV、Youtubeなどのメディア出演にも積極的である。